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2026年7月 4日 (土)

秀州府訪問 無灰麹新酒頂く 992

5/15 天気は晴れでも、今日は休息の一日。
「終日徒然入緇衣亭休息 依梢工水手食未請取也 後略」
一日中、つれづれなるまままに「緇衣亭」にて過ごした。
と云うのも、船頭・船員達用食料の支給手続きが手間取ったから。
5/16 晴れ
「辰時出船 戌時過六十五里至八尺馬鋪宿 中略 終夜甚雨」
6:00でなく8:00頃出船。早朝に船に食料積載が終了していた感じ。
20:00頃36㎞程過ぎ「八尺馬鋪」に到着、ここに宿泊。
一晩中、激しい雨が降りまくった。(ゆっくり眠れなかった?)
5/17 前夜から激しい雨が続く中、船を出し南下。
「卯時出船 終日曳船 過八十里至秀州北門宿 後略」
*秀州→現在の浙江省嘉興市
6:00頃出船。一日中「曳船(岸から船を引く)」で下る。
45㎞程進み「秀州」の北門に到着、ここで宿泊する。
5/18 晴れ 今日は秀州役所へ訪問した後、南下の船旅路。
「辰時参府謁郎中両度点茶 次湯 有送酒約束 嵩大師為通事
 殿直共参 還船後送酒五瓶 無灰麹新酒者 茶酒司送文 奉返事牒了
 巳時出船了 過六十里戌時至秀州内皂樹駅宿 後略」
*無灰麹→木灰未使用の伝統的製法でこしらえた麹菌
*茶酒司→酒などを管理する部署
*皂樹駅(そうじゅえき)→現在の浙江省桐郷市付近
8:00頃秀州役所へご挨拶、「郎中(地方官吏)」と面会。
通訳をしてくれる嵩大師と案内・護衛官も同行。
二度の抹茶と湯を振る舞われる。更に、お酒を贈答してくれるとの事。
船に戻った後に、酒五瓶が届いた。
何とこのお酒は無灰麹せ製作された高級な「新酒」だった。
茶酒司の文書が添えられてので、
こちらも返信の「牒(正式な文書)」を用意した。
10:00頃出船。20:00頃33㎞程過ぎ秀州管内の皂樹駅に着、宿泊。
(尚、原文は参天台五台山記 早稲田大学図書館 8→1073/04~
 北宋時代の地名等々は「Google AIモード」のお力を拝借してます。)
 続く。

Asagao

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