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2023年2月 4日 (土)

鸕野讃良皇女=高天原広野姫天皇 841

戯れ言の続きでありんす。
鸕野讃良皇女・藤原不比等さん、お二人はめでたく大願成就します。
鸕野讃良皇女さんのお孫さん
「文武帝(683~707在697~707)」は「天皇」になり、
彼の奥様には藤原不比等さんのお嬢さん「宮子」さんが。
鸕野讃良皇女さんのお曾孫さん
「聖武帝(701~756在724~749)」も「天皇」になり、
彼の奥様には藤原不比等さんのお嬢さん「光明子」さんが。
鸕野讃良皇女さんは「高天原広野姫天皇」と。

この「高天原(たかまのはら)」の名称は
日本書紀 巻第一神代上 巻第二神代下6カ所に記載されています。
(あと1カ所は巻第三十 高天原広野姫天皇表記箇所のみ)

「一書曰 天地初判 始有倶生之神 号国常立尊 次国狹槌尊 又曰
 高天原所生神名 曰天御中主尊 次高皇産霊尊 次神皇産霊尊」
国立国会図書館 電子図書館 日本書紀 神代上 P3 16行~)
天(宇宙)神が存在する場所が「高天原」と。

「一書曰 伊弉諾 伊弉冉二神 坐于高天原曰 当有国耶」
国立国会図書館 電子図書館 日本書紀 神代上 P8 3行~)

「勅任三子曰 天照大神者 可以治高天原也
 月読尊者 可以治滄海原潮之八百重也
 素戔嗚尊者 可以治天下也」
国立国会図書館 電子図書館 日本書紀 神代上 P17 5行~)
天照大神→高天原 月読尊→滄(青)海原 素戔嗚尊→天下
を治める事。

「一書曰 伊弉諾尊 勅任三子曰 天照大神者 可以御高天之原也
 月夜見尊者 可以配日而知天事也
 素戔嗚尊者 可以御滄海之原也」
国立国会図書館 電子図書館 日本書紀 神代上 P21 5行~)
こちらの一書(あるふみ)では
天照大神→高天之原 月夜見尊→日・天 素戔嗚尊→青海原に。

「於是 素戔嗚尊請曰 吾今奉教 将就根国
 故欲暫向高天原 与姉相見而 後永退矣」
国立国会図書館 電子図書館 日本書紀 神代上 P22 12行~)
素戔嗚尊が高天原に住まう姉(=天照大神⇒女神)に逢い、
根国行きへのお別れのするシーン。

「又勅曰 以吾高天原所御斎庭之穗亦当御於吾兒」
高天原の神聖な稲穂を地上に降ろし我が子に与えなさいと。
国立国会図書館 電子図書館 日本書紀 神代下 P16 6行~)

以上、「高天原・高天之原」が出現しています。 続く。

Ume77

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