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2020年5月 2日 (土)

匈奴の習俗 古事記神話に 720

匈奴の習俗(結婚形態)
1 父の妻(連れ合い)を父の死後、息子が母を妻にする。
2 自分の兄弟の妻を兄弟の死後、残された兄弟が妻にする。

この習俗の内、
1のケースが今となっては昔になりますが「古事記」にありました。

「当芸志美美命が前后を娶る」
こちらをご確認下さい。
神武帝(神倭伊波礼彦)の先妻の息子、当芸志美美命が
神武帝の後妻、伊須気余理姫を神武帝崩御後、妻としました。

「故天皇崩後 其庶兄当芸志美美命
 将娶其嫡后伊須気余理比賣之時 将殺其三弟而 謀之間
 其御祖伊須気余理比賣患苦而」
(詳しくは「綏靖帝の誕生秘話」をご覧下さい。)

上記の「古事記」の記述(「将娶其嫡后伊須気余理姫」)の簡素さから
「恋愛感情」の有無は確認不可能です。
但し、全く揉め事も記載されてない点からこの婚姻は「不自然さ」が
無い事になると考えます。
この古事記物語は結婚事実にさらりと触れるのみで
神武帝の後継者問題を展開する事が主眼だったのです。
但し、
「古事記神話時代」の物語に「匈奴の習俗」を取り入れていた事実。
これは決して見逃せません。
強引に、
匈奴文化が海を越え倭文化に浸透していたなんて結論づけません。
しかしながら、「密かな関係性」があったのやも。 続く。

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