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2019年5月11日 (土)

今使訳所通三十国 677

「倭人伝」は「(前)漢書地理志 燕地」の引用から始まります。
新情報として「今使訳所通三十国」
(今、通訳を使い通じる所は30国)。
昔、100国程あったものの現在遣り取り可能な国は30国と。
そして、その30国の紹介が始まります。
「従郡至倭 ~」(帯方郡より倭に至るには ~)
それでは「国」のみ拾って一気に読み下します。

「海岸」にしたがって「水行」し、「韓国(馬韓)」をへて南、東に行き
やがて、「狗邪韓国」に到着。およそ帯方郡より「七千余里」程。
ここから始めて海を渡り「千余里」、 

対海国 1,000余戸  南へ海を渡り「千余里」、
一大国 3,000許家  又、海を渡り「千余里」、
末盧国 4,000余戸  東南方向へ「陸行」「五百里」、
伊都国 1,000余戸  東南方向へ「百里」、
奴国 20,000余戸  東へ「百里」、
不彌国 1,000余戸  南へ「水行二十日」、
投馬国 50,000余戸  南へ「水行十日」「陸行一月」、
邪馬壹国 70,000余戸  「女王之所都」
狗奴国    邪馬壹国の南

(計9カ国)
(伊都国には「王」の存在、邪馬壹国は女王の都と記述。)

何だか意外と早く「邪馬壹国」へ到着してしまいます。
「女王国」以北には

斯馬国 已百支国 伊邪国 都支国 彌奴国 好古都国 不呼国
姐奴国 対蘇国 蘇奴国 呼邑国 華奴蘇奴国 鬼国 為吾国 鬼奴国

邪馬国 躬臣国 巴利国 支惟国 烏奴国 (奴国)

(計21カ国)
これらの国々は遠過ぎて子細は不明。

帯方郡より女王国に至るには1万2,000余里と

何故か「奴国」がダブっています。これは一体?
又、「邪馬壹国」に敵対する「狗奴国」(男子王)が30カ国に
ノミネートされています。
従って、魏王朝は「狗奴国」とも接点があった事になるのですが?
それとも、後に記述されている邪馬壹国と狗奴国との戦いで
邪馬壹国が勝利した以降になるのですか?
陳寿さんこれはどの様に考えたら? 続く。

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