古事記曰 軽太子姧軽太郎女 595
万葉集がいつ成立したのか未確定ですが
万葉集に古事記・日本紀の表記がありますので
「国立国会図書館 電子図書館 万葉集 紀州本 巻第二 p11」
万葉集は古事記・日本紀(日本書紀)成立以後に執筆された事に。
ここの個所で万葉集が取り上げた歌は古事記。
「君之行氣長久成奴山多豆乃迎乎将徃待尓者不待」
君之行 (君が行き)
氣長久成奴 (日長くなりぬ)
山多豆乃 (山たづの)
迎乎将徃 (迎へを往かむ)
待尓者不待 (待つには待たじ)
古事記は「兄妹相姦 軽王・軽大郎女」原文にて描写され
「蠣貝に足踏ますな明して通れ」で解き明かしています。
古事記の表記は
「岐美賀由岐氣那賀久那理奴夜麻多豆能牟加閇袁由加牟
麻都爾波揺多士」
岐美賀由岐 (きみがゆき)
氣那賀久那理奴 (けながくなりぬ)
夜麻多豆能 (やまたづの)
牟加閇袁由加牟 (むかへをゆかむ)
麻都爾波揺多士 (まつにはまたじ)
万葉集と古事記の表記が全く異なっています。 続く。
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