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2015年11月 1日 (日)

おませなで荒魂な大長谷王子 540

允恭帝と忍坂大中津姫との五男坊、大長谷王子(後の雄略帝)。
目弱王に兄、安康帝(三男坊)が殺められた事を聞き及ぶと
未だ成人に達していなかったにも関わらず、
気性が荒かったと思われる大長谷王子は怒り心頭?
彼の兄、黒日子王(二男坊)・白日子(四男坊)の吾関せずと云う呈に
腹を立て、お二人をなぜか殺害してしまうのです。
結果的には大長谷王子は権力欲(帝位欲)旺盛だった事に。
その後、彼は軍を結成(彼を盟主にしたいバックがいた事に)、
都夫良意富美(葛城円)邸へ進軍、包囲。
葛城円も大長谷王子軍の侵攻を予想していたのか?
予め防衛体制を敷いており、いきなり矢合戦応酬戦闘状態に。
戦闘が膠着状況の際、
大長谷王子は突如?「以矛為杖(矛を杖にして)」葛城円邸へ向けて
「我所相言之孃子者(我(あ)が相(あひ)言へる孃子(をとめ)は)
 若有此家乎(若(も)しこの家に有りや)」と問いかけます。
何を隠そう、大長谷王子は葛城円のお嬢さん、「訶良比賣(からひめ)」
と未成年に関わらず、なな何と肌を合わせいたのです。
とてもおませな僕チンでは?
大長谷王子の呼びかけに都夫良意富美(葛城円)は自ら
「解所佩兵而(武装を解(と)いて)」恭しく何度も礼を尽くし奏上。
「貴男が所望する私の大事な娘と
 更に、結納品代わりに私の経済的背景である田畑・農業従事者も
 合わせて差し上げます」と。更に匿う目弱王の件については
「血縁のない通り一遍な臣下(=葛城円)である私を頼り、私の邸に
 隠れている王子(=目弱王)を貴男に差し出すわけには行きません。
 それは男の仁義に反します。勝ち目のない戦と承知しておりますが
 王子の為に最後まで闘う所存でございます」と。
そう申し上げた葛城円は再び武具をつけ邸に引き返し、訶良姫の安全
を確保した後、再び戦闘に。
しかしながら、葛城円は力尽き矢折れ、目弱王共々自害。 続く。

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