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2015年10月 4日 (日)

穴穗御子(安康帝)の権力闘争御代 536

男浅津間若子命(允恭帝)の長男、木梨之軽王が妹との愛を貫き
他界した後に3男、穴穗御子(安康帝)が帝位をお継ぎになります。
そこでの人間模様が展開する古事記原文です。

穴穗御子(安康帝
坐石上之穴穗宮
治天下也
天皇
爲伊呂弟大長谷王子(後の雄略帝)而
坂本臣等之祖根臣遣大日下王之許
令詔者
汝命之妹若日下王
欲婚大長谷王子
故可貢
爾大日下王
四拜白之
若疑有如此大命故
不出外以置也
是恐
隨大命奉進
然言以白事
其思无禮
即爲其妹之禮物
令持押木之玉縵而
貢獻
根臣
即盜取其禮物之玉縵
讒大日下王曰
大日下王者
不受勅命曰
己妹乎
爲等族之下席而
取横刀之手上而怒歟
故天皇大怒
殺大日下王而
取持來其王之嫡妻長田大郎女
爲皇后
自此以後
天皇坐神牀而
晝寢
爾語其后曰
汝有所思乎
答曰被天皇之敦澤
何有所思於是其大后之先子目弱王
是年七歳
是王
當于其時而
遊其殿下
爾天皇不知其少王遊殿下以
詔大后言
吾恒有所思
何者
汝之子目弱王
成人之時
知吾殺其父王者
還爲有邪心乎
於是所遊其殿下目弱王聞取此言
便竊伺天皇之御寢
取其傍大刀
乃打斬其天皇之頸
逃入都夫良意富美之家也
天皇御年伍拾陸歳
御陵在菅原之伏見岡也

読み解きは来週に。  続く。

web上では
国立国会図書館 電子図書館蔵書古事記中下巻P97の16行目で
確認可能ですので是非ご覧下さい。

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