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2015年9月20日 (日)

蠣貝に足踏ますな明して通れ 534

軽王のメッセージに対する衣通郎女は返信の歌。

那都久佐能(なつくさ〈夏草〉の)
阿比泥能波麻能(あひねのはま〈浜〉の)
加岐賀比爾(かきがひ〈蠣貝〉に)
阿斯布麻須那(あし〈足〉ふ〈踏〉ますな)
阿加斯弖杼冨禮(あか〈明〉してとふ〈通〉れ)

思わず顔を赤らめてしまう程素敵な忠告では・・・・・。
才艶女=衣通郎女にこの様に云われたら殿方はもうメロメロ?
気を取り直して、
どの位の時間の経過があったのか?
十中八九、即と思われますが・・・・・。
衣通郎女は居ても立っても居られず、
伊予温泉の軽王の元へ馳せ参じる事に。 その節の歌。

岐美賀由岐(きみ〈君〉がゆ〈行〉き)
氣那賀久那理奴(けながくなりぬ)
夜麻多豆能(やまたづの)
牟加閇袁由加牟(むか〈迎〉へをゆ〈行〉かむ)
麻都爾波揺多士(ま〈待〉つには待たじ)

「麻都爾波揺多士(待つしは待たし)」
『貴男のお帰りなんぞ待っていられないは
 私が貴男のところにいっちゃうから!!!』
衣通郎女=才艶女の積極果敢なアクションには恐れ入っちゃいます。
これぞ大和撫子の本領って感じ。
ここまで愛された軽王はとても幸せもんじゃー・・・・・。
「才色兼備」・「大胆不敵」・「天真爛漫」は大和撫子3条件。
これを地で行く衣通郎女。
日本女性の鏡では・・・・・。  続く。

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