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2015年3月29日 (日)

蚕の繭は絹布の貴重な原材料 511

口日女の歌での訴えをお聞きなった石之姫命は口日女に確認。
口日女ははっきり「僕之兄口子臣也」。
さんざ意地悪され、外でずぶ濡れになっっている男性は
わたくしの兄なのですと。
事情を知った石之姫命は黙認。
漸く、口子臣は邸宅に入る事を許されたのです。
石之姫命は仁徳帝の歌(お手紙)を受け取ったと思いますが
一向に難波にお帰りになる様子がございません。
仕方なく、口子臣は妹、口姫と奴理能美との三人で
石之姫命の奴理能美邸滞在誤魔化し理由を打ち合わせます。
而してその考えだ出した仁徳帝への口実

「奴理能美之所養虫
 一度為匐虫 (蚕)
 一度為殻   (繭)
 一度為飛鳥 (蛾)
 有変三色之奇虫
 看行此虫而
 入坐耳
 更無異心」

「奴理能美邸が世にも珍しい虫を「養(飼)」っているので
 帝の大后はその虫見たさに彼の邸宅にお邪魔していただけです。
 それ以外、何んにも他意はございません。」

この口実を携え口子臣は難波へ赴き、仁徳帝にご報告。
すると、仁徳帝は大后、石之姫命逢いたさに
「わたしもその虫を見てみたい。」と奴理能美邸へ向かうのです。
因みに、「三色之奇虫」は匐虫=蚕・殻=繭・ 飛鳥=蛾。
お蚕さんには申し訳ないですが、繭は絹布の貴重な原材料。
かの時代?奴理能美は養蚕をしていた事が伺われます。 続く。

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