« 鳥山 丸邇臣口子が和解使者 509 | トップページ | 蚕の繭は絹布の貴重な原材料 511 »

2015年3月22日 (日)

丸邇臣口子 青摺衣が紅色に 510

仁徳帝のメッセージを携えた丸邇臣口子。
丸邇臣口子は仁徳帝の気持ちを察し、
いち早く石之姫命にこのお手紙を届けようとします。
石之姫命のお住まいに到着した時は生憎(あいにく)の雨。
しかしながら、
丸邇臣口子は降りしきる雨にもめげず石之姫命の館の表玄関で
石之姫命のお出ましの機会を伺う事に。
只、
どうも石之姫命は仁徳帝のメッセンジャーの存在に気づいていたらしく
大人げない振る舞いに及びます。
その大人げない意地らしい振る舞いは
丸邇臣口子が表玄関に居る際は勝手口(裏玄関)からお出まし、
彼が勝手口(裏玄関)で待ち伏せる時は表玄関から外出する挙。
丸邇臣口子もフェイントを使えばよいもののそうはせず、実直に
表玄関と裏玄関を「匍匐(ほふく)」で行き来。
可哀想な事にその日の雨は土砂降りだった感じ。
表玄関、裏玄関の前で「跪(ひざまず)」ている際、
腰部分に達する迄の雨量。
幾ら足の短い?丸邇臣口子と云えども
これって土砂降りを越える
今日日流行(はやり)のゲリラ豪雨じゃなかったのかしら
丸邇臣口子のお召し物は「服着紅紐青摺衣」。
青摺衣(あおずりころも)は糊貼りの白絹に
藍の葉、又は青色の草で花鳥等の模様を青く摺りつけ染め衣。
そしてその衣の止め紐は高価なの一品。
ちょいと信じがたい水嵩(かさ)ですが匍匐前進、庭での跪きで
丸邇臣口子のお召し物は水浸し。
その結果、なな何と、
彼の衣は紅花染め紐の赤が浸潤し赤色に変色してしまったとか。
そして、描写スポットが館の中に変貌。
又々、信じがたいのですが丸邇臣口子の妹さん(「口日賣」)が
石之姫命住まうこの館で彼女に「仕」えていたのです。
彼女はこの間の経緯(いきさつ)をご覧になっていたのでしょう。
口日女は兄の無様(ぶざま)な光景を見ていられず
思わず「歌」で石之姫命に訴えるのです。

夜麻斯呂能(山代〈城・背〉の)
都都紀能美夜邇(つつき〈筒木〉のみや〈宮〉に)
母能麻袁須(ものまを〈申〉す)
阿賀勢能岐美波(あ〈吾〉がせ〈兄〉のきみ〈君〉は)
那美多具麻志母(なみだ〈涙〉ぐましも)

「私のお兄ちゃんは石之姫命にお会いしたく
 涙ぐましい振る舞いをしているのです。」ってな感じ。 

又、石之姫命が滞在していた筒木宮は
現在の京都府京田辺市にあったとされています。
余談ですが、この京田辺市は「かぐや姫」の里とも。
私ども ZIPANGU スタッフのお爺ちゃんが
今まさに、このかぐや姫に嵌っているんです。
と云うよりも、今年からオンエアされているauのCM、
「桃太郎・金太郎・浦島太郎」シリーズにゾッコン。
そのCMに桃太郎の彼女としてかぐや姫がエントリーされた模様。
時間が許せば、
「かぐや姫(kagu-chan)登場で桃太郎(momo-chan)幸せに」
「momo-chan kin-chan ura-chan が醸し出す超絶CM」をどうぞ。 続く。

|

« 鳥山 丸邇臣口子が和解使者 509 | トップページ | 蚕の繭は絹布の貴重な原材料 511 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 鳥山 丸邇臣口子が和解使者 509 | トップページ | 蚕の繭は絹布の貴重な原材料 511 »