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2014年12月 7日 (日)

神宇礼豆玖の呪詛呪文 497

春山 霞壮夫は伊豆志乙女と結婚した事を兄、
秋山 下氷壮夫にお知らせ。
ところが、兄は嫉妬・悋気し、三つのお約束ごとを果たさず反故に。
この事態に、春山 霞壮夫は母親にご注進。
(何とはなしに、彼ってマザコン気味のきらいが・・・・・。)
母は弟から事情を聞き、ご自分の計略がまんまと成功した事には
全く触れず、兄の約束違反を咎(とが)めお仕置きを。
ひょっとしたら、兄の秋山 下氷壮夫は腹違いなのかしら
秋山 下氷壮夫は 「神宇礼豆玖(かみうれづく)」 を
母にかけられます。
神宇礼豆玖の「詛(のろ〈い〉)言=呪詛呪文」は
「如此竹葉青 如此竹葉萎而 青萎
 又如此鹽之盈乾而 盈乾
 又如此石之沈而  沈臥」
(竹の葉が青いように 竹の葉が枯れるように 青くなり萎め
「鹽(潮)」の満ち引きのように 満ち引け
石が沈むように 沈め) ってな呪文。
この呪詛により、秋山 下氷壮夫は八年間も
「干萎病枯」(乾き萎み病み枯れ)たとの事。
秋山 下氷壮夫はとうとう耐えきれず、母親に泣きを入れお詫び。
母親もそれを聞き入れ、「其身如本以安平」(元の体に戻された)。
要は 「お約束ごとは守りなさい。」 って云う基本の教えかしら
殿方の皆様、くれぐれも嘘泣きはなさらないように。
女性は判っていても赦(ゆる)すのは大和撫子の大らかさ故。
この後は品陀(ほむだ)天皇=応神帝のお孫さんの描写。
そして、
「古事記巻之中終」 となり、漸く、古事記二巻目が終了。
次週はいよいよ古事記下巻、仁徳帝の御代に突入。  続く。

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