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2013年11月 3日 (日)

倭建命 出雲建へ姑息な騙し 446

 倭建命は目的を達し、帰途に。
 その途中、山神・河神・穴戸(あなと=長門の古名)神、
 「言向」(ことむけ=言葉で従わせる)
 「和」(やわ〈す〉)=穏やかにする)
 荒振る神々を武力でなく言葉で説き伏せた。
 どの様な言葉で懐柔したかは語ってくれず不明で残念。
 この事から帰路は陸路だった感じ。
 出雲国に足を向ける為、長門国から山陰道に。
 出雲国のリーダー(「出雲建」)も
 景行帝に従わないので抹殺するんだとか。
 但し、この件は景行帝に依頼されていない筈。
 これって倭建命の独断だったのでしょうか?
 倭建命は出雲国に着くや否や出雲建に会い
 手練手管で信頼を得る行為に及ぶます。
 古事記原文では 「到即結友」 と記されていますので
 短時間で倭建命は出雲建にお近づきになった感じ。
 しかし、こちらも、どの様な手段を用(もち)いたは不明。
 これって、出雲建の他国人への 「おもてなし」 なのでは?
 倭建命はこれを良い事に出雲建へN姑息な騙し抹殺作戦に。
 その作戦は 「詐刀」 造り。
 何やら子供騙しの木刀を作り、
 しらじらしくも腰に下げていた(「為御佩」)との事。
 倭建命は出雲建と斐伊川で水浴び(「共沐肥河」)を企図。
 出雲建は倭建命の申し出を深い絆を結びたく快諾。
 倭建命は内心ほくそ笑み着々と作戦決行。
 彼は出雲建よりも早く川から上がり、出雲建の刀を腰に差す行為。
 そして、徐(おもむ)に未だ水浴び中の出雲建に
 「刀を取り替えましょう(『爲易刀』)」 との提案。
 出雲建は特段疑問も持たずで 「おもてなし」 了承。
 倭建命は追い打ちを掛ける様に川から上がり 「詐刀」 を装着した
 出雲建に刀合わせを所望。
 快く応じる出雲建のその後は火を見るよりも明らか。
 心優しく、他を疑わない、日本人原初思想をお持ちの出雲建は
 倭建命の姑息な振る舞いに命を絶たれます。
 相手を思いやるこの 「日本文化」 を踏みにじる輩には叛旗を!
 この対処策を講じない限り単なる 「お人好し」。
 今日はたまさか 「文化の日」。
 力強く(建)・凛としたお人好しを創造する良き日に・・・・・。
 この後、古事記の展開は
 倭建命の凱歌になるのですが気分が宜しくないので省略。
 そして、倭建命は景行帝の元に帰還、ご報告。          続く。

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