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2013年3月10日 (日)

前方後円墳の造形美 413

 今回は1神武帝~9開化帝までの御陵を整理してみました。
 取り急ぎご覧下さい。

1神武帝 畝火山之北方白檮尾上 橿原市大久保町 円丘
2綏靖帝 衝田岡 橿原市四条町 円丘
3安寧帝 畝火山之美富登 橿原市吉田町 山形
4懿徳帝 畝火山之真名子谷上 橿原市西池尻町 山形
5孝昭帝 掖上博多山上 御所市大字三室 山形
6孝安帝 玉手岡上 御所市大字玉手 円丘
7孝霊帝 片岡馬坂上 北葛城郡王寺町本町 山形
8孝元帝 剣池之中岡上 橿原市石川町 前方後円
9開化帝 伊邪河之坂上 奈良市油阪町 前方後円

 9代の帝の内、4名の帝の御陵が「畝火山⇒橿原市」 に存在。
 但し、御陵の所在地は 「宮内庁」 がお決め下さっています。
 然るにあくまでもそれを前提としての展開です。
 寒かった先月奈良県桜井市にある 「箸墓古墳」
 130年振りに民間考古学者の立ち入りが許され話題になりました。
 宮内庁はこのお墓を
 7孝霊帝のお嬢さん、夜麻登登母母曾姫命=倭迹迹日百襲姫命
 と規定していますが一説では 「卑弥呼」 の墓ではないかとも。
 真相はプロにお任せいたしますので宜しく。
 そこで先ず、宮内庁作成の 「天皇陵」 のページをご覧下さい。
 1神武帝~124昭和天皇の御陵の詳細?が記載されています。
 わたくしども ZIPANGU はファッション・文化の語りが専門
 ですのでその観点からですとどうしても御陵の 「形」 に注目。
 宮内庁では 「陵形」 として記されています。
 その陵形の種類は
 円丘・円形・山形・前方後円・方丘・方形・八角丘・上円下方。
 (お堂・塔を除く)
 陵形は圧倒的に円丘がトップの座を占めています。
 但し造形美的には何と云っても 「前方後円墳」 では。
 円(丘)と方(丘)〈台形〉が合体された御陵の美しさ。
 天を侵(おか)さず、横繋がりの和合形。
 ここにも八百万の神々を慈しむ日本人の感性が綻んでいます。
 そんな前方後円墳に眠る帝のトップは
 8孝元帝で最後は30敏達帝。
 124名の内、20名の帝がこの前方後円墳に葬られています。
 手前が台形になっていて奥の円丘に棺が安置されている所から
 前方後円墳と。
 お江戸時代の儒者、蒲生君平(1768~1813)さんが
 著書、「山陵志」 でこの陵形を 「前方後円」 と命名されたとの事。
                            続く。

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