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2012年7月22日 (日)

神武帝軍 熊野着 古事記原文 383

 いよいよ、神倭伊波礼彦(神武帝)軍団が熊野に到着。
 そこの古事記原文です。

故神倭伊波禮毘古命
從其地迴幸
到熊野村之時
大熊髣出入
即失
爾神倭伊波禮毘古命
倏忽爲遠延
及御軍皆遠延而
伏 (遠延二字以音)
此時熊野之高倉下 (此者人名)
齎一横刀
到於天神御子之伏地而
獻之時
天神御子即寤起
詔長寢乎
故受取其横刀之時
其熊野山之荒神
自皆爲切仆
爾其惑伏御軍
悉寤起之
故天神御子
問獲其横刀之所由
高倉下答曰
己夢云
天照大神高木神
二柱神之命以
召建御雷神而詔
葦原中國者
伊多玖佐夜藝帝阿理祁理 (此十一字以音)
我之御子等
不平坐良志 (此二字以音)
其葦原中國者
專汝所言向之國故
汝建御雷神可降
爾答曰
僕雖不降
專有平其國之横刀可降
(此刀名云佐士布都神
亦名云甕布都神
亦名布都御魂
此刀者
坐石上神宮也)
降此刀状者
穿高倉下之倉頂
自其墮入
故建御雷神教曰
穿汝之倉頂
以此刀墮入
故阿佐米余玖 (自阿下五字以音)
汝取持
獻天神御子
故如夢教而
旦見己倉者
信有横刀
故以是横刀而獻耳。                  

 来週読み解きます。                                  続く。

 web上では
 国立国会図書館 電子図書館蔵書の古事記中下巻P04の7行目で
 確認可能ですので是非ご覧下さい。

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