« 猿女君、か弱き女性にご無代? 354 | トップページ | 木花之佐久夜姫に一目惚れ 356 »

2012年1月 8日 (日)

木花之佐久夜姫 古事記原文 355

 遅ればせながら、「明け・おめ」 です。
 皆様におかれまして良いお年をお迎えに?
 今年も宜しくお願い申し上げ奉る次第です。

 それでは、見目麗しく・気丈夫な 「木花之佐久夜姫」 が登場。
 艶やか過ぎる表現ですが先ずは古事記原文を。

於是天津日高日子番能邇邇藝命
於笠沙御前遇麗美人
爾問誰女
答白之
大山津見神之女
名神阿多都比賣(此神名以音)
亦名謂木花之佐久夜毘賣(此五字以音)
又問有汝之兄弟乎
答白我姉石長比賣在也
爾詔
吾欲目合汝奈何
答白僕不得白
僕父大山津見神將白
故乞遣其父大山津見神之時
大歡喜而
副其姉石長比賣
令持百取机代之物
奉出
故爾其姉者
因甚凶醜
見畏而
返送
唯留其弟木花之佐久夜毘賣以
宿爲婚
爾大山津見神
因返石長比賣而
大恥

送言
我之女二竝立奉由者
使石長比賣者
天神御子之命
雖雪零風吹恒如石而
常堅不動坐
亦使木花之佐久夜毘賣者
如木花之榮
榮坐宇氣比弖(自宇下四字以音)貢進
此今返石長比賣而
獨留木花之佐久夜毘賣故
天神御子之御壽者
木花之阿摩比能微(此五字以音)坐
故是以至于今
天皇命等之御命不長也

 次週に読み解きます。
                            続く。

 web上では
 国立国会図書館 電子図書館蔵書の古事記上巻P60の9行目で
 確認可能ですので是非ご覧下さい。

|

« 猿女君、か弱き女性にご無代? 354 | トップページ | 木花之佐久夜姫に一目惚れ 356 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 猿女君、か弱き女性にご無代? 354 | トップページ | 木花之佐久夜姫に一目惚れ 356 »