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2011年9月18日 (日)

建御名方神の登場 340

 事代主神を陥落させた建御雷神は更に大国主神に詰問。
 「事代主神以外にお前の息子の中で問いただす奴はおるか?」 と
 大国主神は
 「もう一人、建御名方神がおります。彼以外はおりますまい。」 と
 そうこうしている内、
  建御名方神(たてみなかたのかみ)がたいそう重い石を
 軽々と手で持ち上げ登場、
 「誰が我が国へ来て忍び声でゴチョゴチョ言っておるのか?」 と
 この表現から建御名方神は異国の方と認識している事が判明。
 「然らば、能書きはそれ位にして力競べをしようぞ。」 と
 豊葦原中国一番の力持ちを自負する建御名方神は
 「我が先にそなたの手を取らせよ。」 と
 建御名方神は先制攻撃で勝機を掴もうとしたやも。
 徐に、建御名方神は建御雷神の手を取り、ねじ伏せようとした所、
 その手は、いきなり立氷(たちひ=氷柱)に成り、
 又、剣の刃に変身する始末。
 この変身術にめっちゃ恐れおののき、
 建御名方神は手を離し後退りの呈。
 そして、今度は建御雷神の番。
 彼は 「そんじゃ、お前の手を取らせ。」 と
 建御名方神はしびしぶ手を取らすと、
 彼の手は建御雷神にとって、赤子の腕の様。
 そんな、か弱な相手を情け容赦なく投げ飛ばした建御雷神。
 慌てて、この現場からトンズラをこく建御名方神。
 (ちょいと情けない)
 遁走する建御名方神を追う建御雷神。
 逃げ足が速かったのか
  「科野國之洲羽海」 で漸く建御雷神が追いつく事に。
 力量差から云えば信濃の国、諏訪湖までよく逃げ通した感じも。
 逃走経路は海、或いは、陸?
 海だと敵には天鳥船神(高速ジェット船)保有から陸逃走に?
 高速艇が使用不可の川と陸利用、
 或いは、日本海沿岸伝いで糸魚川に上陸の諏訪湖へやも。
 只、如何せん豊葦原中国一番と思われる 「荒ぶる神」 でも
 その時代では豊葦原中国に比して格段に高い科学技術を
 保持していた高天原軍団には敵 (かな) わなく
 敢え無くも建御名方神は降参、命乞い。
 建御名方神を祀る 「諏訪大社」 は降参した事に触れていません。
 諏訪大社の紹介欄に
 「諏訪大社の歴史は大変古く古事記の中では
  出雲を舞台に国譲りに反対して諏訪までやってきて、
  そこに国を築いたとあり、
  また日本書紀には
  持統天皇が勅使を派遣したと書かれています。」
 と記されているのみ。
 御由緒も頁を割くことなく、
 「下社 秋宮」 ⇒ 頁最後部、「下社秋宮 説明看板」 で
 御祭神 建御名方神 八坂刀売神(やさかとめのかみ)
 御由緒  我国最古の神社の一つであり、信濃国の国造りなされた
            のち、日本国土の守護神としてこの地にお鎮りになり
            信濃国一之宮として皇室武門および一般の信仰が厚く
            全国一万有余の諏訪神社の総本社である  としか。
 又、建御名方神の連れ合い、八坂刀姫神は古事記・日本書紀共に
 登場しない姫神。 科野美人だったのでしょう?      
 「信州科野の蕎麦よりもわたしゃあなたの側がよい」 ってか。続く。

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