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2011年9月11日 (日)

事代主神の登場 339 

 大国主神は時間稼ぎを計ると共に次代を担う息子達に
 高天原側の豊葦原中国強奪計画へのコメントを委ねます。
 と同時に彼らにも高天原側の 「戦力」 を見極めさせる意図が?
 息子達の一番手は
 八重言代主神=八重事代主神。
 尚、彼の事は 「大國主神の奮戦記」 で紹介済み。
 彼はこの時点ではこの地にはおらず
 「往御大之前」 ですから御大之前に行(往)っていたとの事。
 因みに、梅原猛さんは御大之前を 「美保の岬」 と。
 これに従いますと
 建御雷神と大国主神が対峙する稲佐浜と美保の岬は
 島根半島の西と東の端同士。約60㎞の距離差。
 この日はたまたま農作業がお休みだったのか
 八重言代主神は美保の岬迄遠出し、
 鳥を追っかけ、魚と興じていらしたご様子。
 稲佐浜地区は都会過ぎ、自然を求めて美保の岬へ?
 中々優雅な振る舞い。
 言代主神との表記から大国主神に代わって言う役目?
 この状況を知った建御雷神はお供の天鳥船神に
 彼の呼び寄せを依頼、天鳥船神は高速ジェット船ですから
 約60㎞北西の美保の岬へはひとっ飛び。
 事情を聞いた言代主神は手こぎ舟で父と建御雷神がおられる
 稲佐浜へ還る事に。
 十中八九、言代主神は天鳥船神(高速ジェット船)を目の前にして
 「戦力差」 を実感したのだと考えます。
 は稲佐浜に到着するや否や
 父の大国主神に訴えます。
 ここで、言代主神 ⇒ 事代主神に表記転換されています。
 帰りすがら、高天原側との圧倒的な武力差を思い、
 父、大国主神らが苦労して豊葦原中国にしたこの国の召し上げを
 父に承諾させる事が忍びなく、彼はその 「事」 を父に代わり
 為さざるを得ないと状況分析。

 「恐之」
 「(これは畏れ多い事です。)」
 「此國者立奉天神之御子」
 「(この国は天照大神のご子息に奉ることに致しましょう。)」

 更に彼は恭順の姿勢を指し示す為、
 ご自分ご愛用の舟を (怒りを殺そうとの思いも制御不能で)
 ご自分のおみ足でバキバキバキッーと踏み倒し、
 「天逆手矣於青柴垣打成而 隱也(訓柴云布斯)」 との事。
 この 「天の逆手」 と 「青柴(ふし)垣」 は何とやら?
 素直な読みでは事代主神が
 「青柴(ふし)垣」 と云う物体に 「天の逆手」 を打って
 この現場からどちらかに行かれたって事なのですが。
 因みに 「美浦神社 青柴垣神事」 の動画をご覧下さい。
 これでは全くいやはや・・・・・。                                    続く。

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