たま・霊・魂を語る折口信夫氏 303
「大和魂 (やまとだましい)」 の広辞苑では
①和魂(わこん)。
学問(漢学)上の知識に対して、実生活上の知恵・才能。
②日本民族固有の精神。勇猛で潔いのを特性とする。
と説明しています。
(①和魂の 「実生活上の知恵・才能」 のみなら異議あり。)
(②も勇猛で潔いと云うだけではないとは考えます。)
これらに対する異議申し立てを明らかにしようと云う思いもあり
今現在、古事記読みをしている最中 (も・なか)?
しか(而)して、実態は・・・・・。
(急がば回れ。)
(急いては事を仕損じる。)
そうは云っても、
(急かなきゃ物事始まらない。)
と云うことで、
「漢学」 は特に儒学、広くは、諸子百家等の中国学問。
それに対して、
「国学 ⇒ 柳田新国学 ⇒ 折口学」 は儒教・仏教渡来以前の
わが国固有の文化、及び、精神を明らかにしようとする学問。
「レイ(霊)・コン(魂)」 ではなく
「たま(霊・魂)」 なので、
ここは 「国学 ⇒ 柳田新国学 ⇒ 折口学」 のお力を借りる事に。
その折口信夫(しのぶ)(1887~1953)さんが、
たまたま 「霊魂の話」 と云うタイトルで
「たま (霊・魂)」 を論じておられます。 (出典 青空文庫)
是非ともご一読を。 続く。
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