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2010年6月20日 (日)

古事記、稻羽之素菟の原文 279

 いよいよ、超メジャーな 「稻羽之素菟」 の物語。
 この件(くだり)は日本書紀には展開されておらず、
 古事記独自の描写です。
 少し長いですが、一気に稻羽之素菟の原文を紹介します。

故此大國主神之兄弟
八十神坐
然皆國者避於大國主神
所以避者
其八十神各
有(下)欲婚稻羽之八上比賣之心 共行稻羽時
於大穴牟遲神負◯
爲從者率往
於是到氣多之前時
裸菟伏也
爾八十神謂其菟云
汝將爲者
浴此海鹽
當風吹而
伏高山尾上
故其菟從八十神之教而伏
爾其鹽隨乾
其身皮悉風見吹拆故
痛苦泣伏者
最後之來大穴牟遲神
見其菟言
何由汝泣伏
菟答言 
僕在淤岐嶋
雖欲度此地
無度因故
欺海和迩(此二字以音 下效此)言
吾與汝 
竸欲計族之多少
故汝者
隨其族在悉率來
自此嶋至于氣多前
皆列伏度
爾吾蹈其上
走乍讀度
於是知與吾族孰多 
如此言者
見欺而
列伏之時
吾蹈其上
讀度來
今將下地時
吾云汝者我見欺言竟
即伏最端和迩捕我
悉剥我衣服因此泣患者
先行八十神之命以
誨告浴海鹽當風伏
故爲如教者
我身悉傷
於是大穴牟遲神
教告其菟
今急往此水門
以水洗汝身
即取其水門之蒲黄
敷散而
輾轉其上者
汝身如本膚必差
故爲如教其身如本也
此稻羽之素菟者也
於今者謂菟神也
故其菟白大穴牟遲神
此八十神者
必不得八上比賣
雖負◯
汝命獲之

 web上では
 国立国会図書館 電子図書館蔵書の古事記上巻P33の7行目で
 確認可能ですので是非ご覧下さい。

 次回はこの物語を読み解きます。 続く。

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