伊邪那岐命の禊ぎの神1 242
ココからの神々はマジックです。
何せ伊邪那岐命のお召しものが神々に変身してしまいます。
1衝立船戸神(つきたつふなど) 悪霊払い
2道之長乳歯神(みちのながちは) 通交安全
3時量師神(ときはかし) 時刻管理
4和豆良比能宇斯能神(わづらひのうし) 病魔退散
5道俣神(ちまた) 道案内=ナビゲーションシステム
6飽咋之宇斯能神(あきぐいのうし) 食料確保
7奥疎神(おきさかる) 海洋航海安全
8奥津那芸佐毘古神(おきつなぎさびこ) 海洋海上安全
9奥津甲斐弁羅神(おきつかいべら) 海洋大漁祈願
10辺疎神(へさかる) 沿岸航海安全
11辺津那芸佐毘古神(へつなぎさびこ) 沿岸海上安全
12辺津甲斐弁羅神(へつかいべら) 沿岸大漁祈願
十中八九、伊邪那岐命は
大和(奈良)盆地と大阪湾の間で海を望める何処かで
シャワーを浴びた (禊ぎ) のでしょう。
なぜかと云うと伊邪那岐命のお着物変身神々は 「海」 関連。
もう一つは後に登場します 「住吉大社」 の神々から。
衣服を脱ぎ去った伊邪那岐命は
男らしく?ザンブッと滝に身を投げ入れます。
いよいよ、お体のお洗濯。
そのお体をお洗いになっている時にも神々が登場します。
於是詔之 上瀬者瀬速 下瀬者瀬弱而
初於中瀬隨迦豆伎而滌時
所成坐神名 八十禍津日神(訓禍云摩賀 下效此)
次大禍津日神 此二神者
所到其穢繁國之時 因汚垢而 所成神之者也
次爲直其禍而所成神名
神直毘神(毘字以音 下效此)
次大直毘神
次伊豆能賣(并三神也伊以下四字以音)
次於水底滌時所成神名
底津綿(上)津見神 次底筒之男命
於中滌時 所成神名
中津綿(上)津見神 次中筒之男命
於水上滌時 所成神名
上津綿(上)津見神(訓上云宇閇)
次上筒之男命
此三柱綿津見神者
阿曇連等之祖神伊都久神也(伊以三字以音 下效此)
故阿曇連等者
其綿津見神之子
宇都志日金拆命之子孫也(宇都志三字以音)
其底筒之男命 中筒之男命 上筒之男命三柱神者
墨江之三前大神也
能書きはこの次に。 続く。
web上では
国立国会図書館 電子図書館蔵書の古事記上巻P18の4行目で
確認可能ですので是非ご覧下さい。
| 固定リンク
コメント