黄泉國(国)とは土=黄色 236
頼りにならない広辞苑?では
よみ 【黄泉】
<ヤミ(闇)の転か。ヤマ(山)の転ともいう。>
死後、魂が行くという所。
死者が住むと信じられた国。
よみのくに。よもつくに。こうせん。冥土。九泉。
万九「ししくしろ―に待たむと」 と説明しています。
「よみ」 を 「やみ」 「やま」 とはクサイ、オヤジギャグの域。
この奈良時代初期にはお隣のその時代文化国家であった
国より既に 「陰陽五行」 思想がわが日本に導入されていました。
わたくしども ZIPANGU は
伊邪那美命を 「大地の母」 と規定しました。
五行説の五行配当では 「土」 がセンターで色配当は 「黄色」。
この事で 黄泉國(国)=土=黄色 になるのは必然。
土が泉のように湧き出る現象は 「火山の噴火」。
とっても辻褄が合うとお思いになりません。
そして前回お話ししました様に、
伊邪那美命が伊邪那岐命に
「今現在の 『姿』 を絶対にご覧にならないでっ (莫視我)」 って
約束したのでしたよネ。
しかしながら、性急な伊邪那岐命は我慢ができず
その約束を反故にしてしまいます。
特に女性とのお約束は絶対に守らないと・・・・・。
「殿方はできないお約束はしない事。」
これは 「鉄則中の鉄則」。
伊邪那岐命は彼女との約束を破り、
真っ暗な闇世界に火を灯してしまうのです。
所謂、感じの悪い 「覗き見」。
これって、いやらしいといったらありゃしない。
ほんと殿方は幾つになってもコレですもの。
情けないキ・ワ・ミ (極み)。
「現物 (現実) を見ないでいる事の方が良い」 場合も。
もし、意を決して見てしまったら
決して 「びびったり」 「びっくり」 「がっかり」 しない事。
今となってはかなり昔、がっかりの代表として
札幌の時計台と高知のはりまや橋を上げておきました。
一方、伊邪那岐命は
土に還ろうとしている伊邪那美命をご覧になり
ビビッテしまうのです。
だから云ったでしょう。 (見ちゃ駄目って) 続く。
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