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2009年3月29日 (日)

霊草・奇薬・仙人なる幻想 215

 男性の方々の儚い夢と思われる 「常なる元気な体力」。
 それを叶えると幻想を抱かせた3点セット
 1 食すれば神仙となる霊草
 2 不老長寿の奇薬
 3 仙人
 これらの存在を古代中国の方士・道士さんは
 遥か2200年前からとっくに否定していたのです。
 前回紹介しました司馬遷 史記出典の廬生さん文言が事実です。
 道教の最終目標を仙人になる事としているとしている道士・方士が
 宣っているのですからこれ程信憑性が有る事はありません。
 それにも関わらず、今の世でも追い求め続けている事実?
 1の霊草は
 大地から生じる緑黄色野菜と大海原に生息する青味のお魚。
 この食生活は至って自然、お肉だけではいけません。
 これ以後はやや胡散臭さが伴います。
 加工・醸造されたもので、
 罰ゲームの必需品とされた 「青汁」。
 植物の光合成により苦み・渋みの元となるポリフェノール
 (polyphenol) 何やらこれがわたくし達の細胞老化をさせる
 活性酸素を減らしてくれるらしく、
 それ故に 「チョコレート」 「ワイン」 メーカーはウハウハ。
 ポリフェノールの一つ、カテキンが含まれる 「お茶、特に緑茶」。
 急須から注がれたお茶をイメージ不能な若者はペットボトルで。
 この活性酸素はとっても曲者、体内に侵入する病原菌・異物等を
 退治してくれる一方で多すぎると
 正常細胞までも破壊するそうです。
 要は 「諸刃の剣」 的存在です。
 故に、活性酸素は
 齢を重ねると活性酸素の分量を調節してくれる抗酸化酵素の
 製造能力が低下し
 やがてあの世に旅出させてくれるお役目をしてくれるそうです。
 それはさて置き、霊草を上げてみますと、
 今時のヤング世代の食卓に決して並ばないと思われる
 「梅干し」 「酢の物」 「胡麻和え」 等々は
 高級料亭或いは居酒屋でしかお目にかかれないのかも。
 2の奇薬は
 今や病的といえる程の 「健康指向ブーム」。
 故にそれにあやかる 「健康食品」 と 「サプリメント」 供給業者。
 「βカロチン」 「メラトニン」 「セサミン」 「DHA」 「EPA」 等々
 又、特に男性用ではお元気になると云われる 「○×△□?」 等。
 お薬系が大嫌いなわたくし共 ZIPANGU は良く分かりませんので
 それらの詳しい事は皆さんでお調べ下さい。
 お薬と云えば先程のポリフェノールは苦く・渋いもの。
 「良薬は口に苦し」 はここら辺から来ていたのかも。
 何れにせよ儚い希望にすがる事を否定するつもりは
 全くございませんので 「程程に」 おやり下さいませませ。
 「神仙となる霊草・不老長寿の奇薬・仙人」 は幻想の産物。
 何れあの世に逝かなければならないデスティニー (destiny)。
 お母さんとお父さんにより偶然にもこの世に生を得たわたくし達。
 健 (すこ) やかに時を過ごすのも良し、享楽的に暮らすのも良し、
 但し、育んで下さった方々には決してご心配をかけない様に。
 とは云っても親に心配りさせるのがわたくし達・・・・・。
                                                                 続く。

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