道教 自然崇拝 月・日・星々 195
「生。」 「性。」 「生きる事。」 をこよなく求め続け、
そのことを最終目標にした 「道教」。
「生きる道を自ら悟る教え・方法論」。
「人」 として 「生」 を受けたわたくし達、
一度や二度、何処かの時点で考えた事が・・・・・。
否、ずーっと日々考え続けているのやも知れません。
母の胎内よりこの世に 「こんにちは。」
暫し、母 (+ ちち) に育まれ、
やがて、自らが生き続ける為に 「水」・「食料」 の確保。
肥沃な土が有るところでは植物果実の採集、或いは、
大いに・少しだけ学んで 「道具」 を使用し、手近に生息する
鳥獣・魚を捕らえ、食する事でスタートしたわたくし達。
自然の恵み?の恩恵に与かる訳ですから、
身の回りに存在する全ての事象が 「神々」 と云う事に。
食を脅かす、「風神」 「雷神」 さんを代表する自然神。
何せ彼女・彼らは
人に必要十分以上の 「水」 をお恵み下さいます。
必要十分以上は 「生」 までもおかします。
今の世でさえ、台風がお見えになるとお亡くなりになる方が。
故に自然崇拝は自明の理。何もこの事は道教だけに限りません。
これらの神々に静かにしてもらう為には、
「天気」 (天の気持ち) を何としても解明しなければなりません。
これはとってもやっかいもの。
ほぼ、中緯度地域にお住まいの方々に限りますが
最初はがまん・我慢の連続。
時の経過とともにやがて同じ現象が現れる事に気が付き (学習)
ひょとしたら、
真っ白雲でなく、グレー味の濃い雲が出てきたら 「雨」。
茜色の夕焼けが出たら明日は 「晴れ」。
履いてる下駄を足で投げて裏がでたら 「雨」。 これは嘘。
ってな感じで身の回りの事象に気が付き始め・・・。
例えば、例えば、
お日様が隠れ、夜の帳が下りる頃合い、
星々が満天に輝き始める時、
東の空に一際大きく登りつつある大きくて丸い光る物体が。
尚かつ、その物体は北極星の周りを回っていない。
落ちてきたらどうしよう???
真上に来ても落ちてこなかったラッキー。
思わず眠くなっちゃた。
そして次の日、なな何と、右側が凹んでる。
7日目には半分なくなっているし、
出て来るのも日々遅くなるし。朝寝坊になりそう。
とうとう15日目には出てこなくなっちゃた。
あらまっ! どうしたのかしらん? とっても心配。
何となく気になるので、次の日もその次の日も・・・。
そして3日目に、出てきて下さったのです。未だ明るいのに。
それもとてもヘンナ形。 何か弓の形見たい。 またもや心配。
大丈夫かしらんってな感じで次の日も見る羽目に。
そしたら左側が少しだけ膨らんでいる見たい。 ありゃま。
こりゃー見続けなくちゃー。 おもしろいーーー。
次の日も次の日も、どんどん膨らみ続け、まん丸に。
そして、見続けた方が 「気が付く」 事に。
その物体は、29日サイクルの繰り返しって。
これは、やはり 「神」。
やがてそれぞれに 「固有名詞」 を配ります。
暗い天空に輝く 「星」 「月」。
周りを明るくしてくれる 「日」。
ココまで来れば、
小学校4年生 「理科」 で学習する 「太陽・月・星の動き」。
今の世でこそ、実感無き情報を 「指導」 されますが、
最初のお方はそうは行きません。
ご自分で 「触れて」 見て、自身で 「感じ」・「考えた」 のです。
わたくしども ZIPANGU のコピー、「着て・観て・触って」 みたい。
無理矢理テストの為に覚えさせられる訳じゃないですから
事象に対する論理の積み重ねは半端じゃございません。
夜空を見続ける事で、
乱れ動きをする五つの 「惑星 (planet)」 を発見。
実感は全く無いのですが、「恒星 (star)」 である太陽に近い順に
「水星」 「金星」 「火星」 「木星」 「土星」。
時の経過と伴に、自然に対する学習を深め、
時の刻みを 「暦」 に託し、
月と日 (太陽) から 「陰陽思想」。五惑星から 「五行説思想」。
合体させて、「陰陽五行説思想」。 続く。
追 七曜「日・月・火・水・木・金・土」の順序出来事は
「七曜日の順序の決められた経緯 (いきさつ)」
をご覧下さい。
菊
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