他の天部の神々(仏)達 193
先ずは、日本では殆ど存在感のない 「伎芸天」。
現皇太子の弟宮、
秋篠宮文仁親王で有名になりました 「秋篠寺」。
残念ですが、今現在、秋篠寺はH.P.を公開しておりません。
このお寺には日本唯一の伎芸天立像が有るそうです。
伎芸天はシンガー・ソングライター・ダンスを司る神 (仏)。
伎芸天も吉祥天と同じく、天女像で表現されています。
資料を持ち合わせていませんので衣装のコメントはパスします。
伎芸天が日本でメジャーな神 (仏) にならなかった理由は
いとも簡単です。
日本以外の海外の男性はなぜか女性をご自分達を
より輝かせる存在としか考えていないからなのです。
「レディーファースト」 はそれ迄の蔑視思想逆バージョン。
彼らの本質は何ら変わっておりません。
それに引き替え、わが日本は、いにしえより 「女性は太陽」 思想
ですので、当然女性の存在には男性は畏敬の念が。
女性・男性は各々の特性により役割分担をしているだけなのです。
「腕力 (戦闘能力)」 に重きを置く発想の皆さんには
理解が出来得ないのかも知れません。
この事柄につきましては、又、別の機会に。
次は、
インド、バラモン教の最高神である | 梵天 (ぼんてん) |
寅さんで有名な葛飾柴又の | 帝釈天 (たいしゃくてん) |
足がとっても速いと云われる | 韋駄天 (いだてん) |
戦国武将がこよなく信奉した | 摩利支天 (まりしてん) |
おそれいりや (入谷) の | 鬼子母神 (きしぼじん) |
お寺の門に二人セットでおられる | 金剛力士 等々 |
最後を飾る天部の神 (仏) は 「歓喜天」。
「歓喜自在天」 「大聖歓喜天」、略して 「聖天」 様とも。
男女和合を助ける?神様の役を担っています。
歓喜天像は基本的には女性・男性一対として表現されています。
いわゆる、「追幻想」 の時空間です。
何も女性・男性が仲良しさんになる事をお助け下さらなくても
よいとも思うのですが・・・・・。
何時の世も 「お節介」 がお好きな方が。
今の世では、「合コン幹事」 さん等々。
それを又、お金ゲットのツールにする 「お仕事モデル」 事業者達。
「縁 (艶) は異なもの味なもの」。
「出逢いはー、スローモーション♪」。
「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」。
ってな具合でご自分の裁量でおやりになれば
悲しみ・喜びも、「ひとしお」 ってなものです???
故に歓喜天は、
歓喜自在天 ⇒ 大聖歓喜天 ⇒ 聖天 (極楽浄土へ昇天?)
と云う事で、紛らわしいので聖天を 「しょうでん」 と
発音する事になっています。 お後はよしなに。
これで海外輸入の仏の神々につきましてはおしまい。
いよいよ別け隔て無く、日本の神々を紹介します。
しかし、ちょいとその前にお隣中国の古くからある考え方、
陰陽五行説・神仙思想・不老長寿等でメジャーな「道教」 と
日本ファッションとの繋がりを次回で紹介します。 続く。
桔梗
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