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2008年8月 3日 (日)

ファショナブルな大日如来像 181

 宇宙の中心におわします大日如来像。
 シンプルな如来像の中にあってこの大日如来像のみ、
 一際、豪華絢爛に装飾されています。
 「高野山 別格本山 一条院」
 ⇒ 「宝物紹介」
 ⇒ 「仏像」
 「胎蔵界大日如来座像」 「金剛界大日如来座像」 と
 「阿弥陀如来像」 で比較できます。
 もう一つ、
 「根津美術館」
 ⇒ 「収蔵品データベース」
 ⇒ 「絵画」
 ⇒ 「大日如来像」
 更に、ひょんな所から
 「伊丹市指定文化財の大日如来坐像」

 比較の為に、
 「薬師寺」
 ⇒ 「お寺の紹介」
 ⇒ 「薬師寺の仏様」 の薬師如来像

 大日如来像の装飾品 (アクセサリー) の数々。
 先ずは被り物
 現代なら正装のティアラ、カジュアルのキャップ帽、
 薬師如来像は自毛を編んだ 「螺髪 (らほつ・らはつ)」、
 大日如来像は高く結髪し、その上にはなな何と 「宝冠」 を。
 宝石・貴金属が埋め込まれ、垂れ下がり、揺れています。
 次に首と胸
 今日日のイベント・デートでは
 18金・プラチナ (白金)・ダイヤモンド・パール等で
 お相手次第にお取り替え、
 巷のカジュアルでは
 真鍮・プラスティック・ガラス・ウッド (木) 等で
 Aラインショートワンピーとスパッツと云う、同じ服同士にお味付け。
 ところで、
 薬師如来像は何にも付けていません。それに引き替え、
 大日如来像は煌びやかなネックレス <瓔珞 (ようらく)> です。
 二連なんてものでなく、三連・四連・五連は当たり前?
 大きく開かれた胸Vゾーンを覆い隠す、
 これでもかと豊富に使われ揺れさがる貴金属と宝石の豪華さ。
 (チャームストリング・ビブネックレス・リビエールネックレス)
 最後に手首と腕
 特にフランス・イタリアの女性は
 子供達を寝かしつけ、夜の巷に繰り出す際は
 必ず、付けると云われる、
 イヤリング・ネックレス・ブレスレットの3点セット。
 大日如来像はブレスレットのみならず
 貴金属のアームレット (腕輪) までも付けておられます。
 漢語では <環釧 (かんせん)> と表現されています。

 アクセサリーについてお話ししていますが、
 歴史の時系列では、服よりもアクセサリーの方が
 先にこの世に登場しているのではないかと考えられます。
 何処の誰かは知り得ませんが、わたくし達人間に
 羞恥心とやらをかってに埋め込ませ、
 体を覆う前までは、きっと以てアクセサリーにより
 自己顕示をしていたと、いとも簡単に想像できます。
 「世界ウルルン○○○」 等で紹介される、
 今でも自然と同化して暮らされている 「裸族」 の方々の
 装飾性で・・・・・・。
 
 大日如来像様ってとっても
 「人間くさい」 ってお思いになりません事?           続く。

追 耳に穴を開けるピアス <耳当 (じとう)>。
   このアクセサリーについて大日如来像では
   わたくし共 ZIPANGU は未だに確認できていません。
   ご存じの方は、是非お知らせ下さい。

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