日光月光菩薩は女性・男性 172
善信尼・禅蔵尼・恵善尼を始めとする 「飛鳥時代の女性」 の
逞しさ・おおらかさ・思いやり等々には頭が下がります。
この事にプラスする 「女性特有の心の機微・艶っぽさ・母性」。
単に女性の得手ではない 「力仕事」 が欠如しているのみです
そう云えばパリコレ日本人初デビューも女性の 「森英恵」 さん。
何も飛鳥時代とは変わっていないのかも???
「力仕事」 を除く、女性性と男性性を兼ね備えた 「中性人」。
この中性人間像が 「日本の仏像」 表現に取り入れられている
とお思いになりませんか?
日本で制作された仏像は
「男性か女性か」 よくわからないでしょう。
天部と云われている、如来・菩薩様達を守る 「仏様・神様?」 は
明確に鎧を纏っていますので
「力仕事」 担当の 「男性」 と分かります。
従いまして、
如来・菩薩様達は 「中性」 「素敵な人?」 と云う範疇に。
(釈迦如来は仏教の始祖お釈迦様も模していますので男性に?)
現在、はるばる、奈良薬師寺から二人寂しく?
東京国立博物館にいらしている
(平安遷都1300年記念 「国宝薬師寺展」 6/8(日)迄)
日光・月光菩薩さん達は所謂、「中性」 になり、
男性でも女性でもない訳です。
「禅宗」 を除き日本で加工創造された 「日本仏教」 は
大乗仏教セクトに属し、偶・画像崇拝を 「芳」 とします。
厳密には 「禅宗」 も 「達磨像」 が存在しますので・・・・・。
お釈迦様は遙か昔、
今からやく2500年前にこの世にいらしたとの事です。
今のネパールとインドとの国境近辺の
とあるところで産湯をお使いになった感じ。
彼は、釈迦族軍団の王子様と云われていますので
その当時ではブルジョワ。
なんの因果が知らねども、既存宗教の 「ヒンドゥー教」 に
叛旗を翻し、なな何と、後に、
世界三大宗教の一つ、仏教の始祖になられました。
霊験あらた (灼) かで、小難しい発想は
わたくしども ZIPANGU の不得手なところでありますので
置いておきます。
「像」 に戻りますが、 「ヒンドゥー教」 のインドの神々は、
明確に 「女性像」 と 「男性像」 が識別可能です。
吉祥天・弁財天等は 「女神=女性」。
ブラフマー・ビシュヌ・シバ等は 「男性」。
又、「像」 の中には 「鼻が象」 の神様 (聖天・歓喜天) も。
続く。
咲き誇る牡丹
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