日本の神々と仏教伝来 169
わたくし達、日本人に宿っていると思われる
いにしえから連なる 「ものの感じ方・考え方」。
西洋近代合理主義の皆様方には、
異端、辺境、風変わりな発想と思われている 「日本人の心音」。
彼ら・彼女らの立場から観れば、
そんな事は当然の事に?
なにせ、ギリシャ文明・文化、キリスト一神教の考え方を
受け継ぐ皆さんですから。
それに引き替え、わたくし達は
ありとあらゆる神々の考え方を敬い、
斟酌・加工して既存の神々と共生させようとする
思想の持ち主なのですもの。
所謂、やおよろず (八百万) の神々 (力の強いもの) の信奉者。
わたくし達、ZIPANGUが関わるファッション界でも
決して。決して、ご多分に漏れることはございません。
◯九 (109) ファッション
秋葉萌ファッション
東京ガールズコレクション
のカジュアルファッション御三家でさえ、
パリコレ (Paris collection)
ミラコレ (Milano collection) が神々です。
時を一気に遡ります。
卑弥呼をけっ飛ばし、所は大和(やまと)の飛鳥 (あすか) へ。
三輪山などの自然神、
アマテラスオオミカミ ・宇宙神を右に置いといて、
出雲の神?
スサノオノミコト ⇒ オオクニヌシノミコト
武闘派の神
タケミカズチノカミ ・アメノトリフネノカミ (古事記)
フツヌシノカミ ・タケミカズチノカミ (日本書紀)
海を制す水先案内人の神
宗像神 ・住吉神
漢風諡号では
「神」 武 ・ 崇 「神」 ・ 応 「神」 の神々。
等々を書物の世界に登場させた 「神・神」。
これらの神々は古来からの日本の神様達と記されています。
今現在、
土の中からお出ましになった史実として確認可能な時代からでは
大和地方にお住まいになっていた
額田部皇女=推古女帝 蘇我稲目・馬子
物部尾輿 ・守屋 中臣鎌子らの皆さん。
日本史の一学期に登場する方々です。
そして、彼女・彼らの時代、
538年 (元興寺縁起) 或いは、
552年 (日本書紀)にお隣韓国 (百済) から
釈迦如来像・仏具・経論 (典) 等がプレゼントされたとの事。
贈り主は百済の聖明王さんとの事。(通称、仏教伝来)
尚、韓国出身のデザイナーさんからの耳学問ですが、
百済王族の末裔の苗字が 「朴」 さん
新羅王族の末裔の苗字が 「金」 さんとお聞きしました。 続く。
★ 余計なお世話
フツヌシノミコト (経津主命) 香取神宮の祭神
タケミカズチノミコト (武甕槌命 ・建御雷命) 鹿島神宮の祭神
香取神宮・・・千葉県香取市香取
鹿島神宮・・・茨城県鹿嶋市宮中
咲き誇る牡丹
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