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2008年4月13日 (日)

林羅山v.s.佐久間甚九郎1 165

 いよいよ、1606年に行われた、林v.s. 佐久間の論戦 (問答)。
 天下分け目の 「宇宙論」。
 林羅山は彼の属する党派の 「意見」 を
 ファビアン (ハビアン)=甚九郎正勝も属するセクトの 「見解」 を
 宣 (のたま) う事に終始し、
 互いの 「もの云」 は平行線のありさま。
 いつの世にもある 「議論」 のやり取り。
 「よくある話」 じゃーございませんか。
 林=天動説、ファビアン=地動説
 を足して二で割る訳には行きません。(よくある手だて。)
 物事の事実、真実、真相は大概の場合無視して構いません???
 現代に生きるわたくし達には地動説を唱えた
 ファビアン (ハビアン)=甚九郎正勝の云い分が
 「正しい」 と認識できますが、
 もしも、わたくし達が江戸時代初期の時空で生活していたなら、
 両者の 「お話し」 を聞いてファビアン (ハビアン)が 「正解」
 とは決して、決して言い切れないとお思いになりませんか?
 こんな事って、今現在も当に進行中。(現在進行形 ~ing世界)
 マクロ世界、国際宇宙ステーションでお仕事なさる土井隆雄さん。
 ミクロ世界、万能遺伝子作りに精をお出しの山中伸弥教授。
 そんな大それた事でなく、わたくし達の身の回りでも
 未だ 「良く分からない事」 って、たっくさんあります。
 この21世紀でさえ、
 物事の真実・真相・本質は解らない事だらけ。
 かえって、それを掴みに行く事を咎められたりしたりして???
 林羅山にとっては、
 大地が球形 (地球) であろうが、
 地球が太陽の回りを楕円軌道で巡っていようが、
 「そんなの関係ない。」? ってな感じ、
 徳川家康庇護の下、立身出世が頭を過 (よ) ぎるのみ。
 そんなこんなで、二人の問答は物別れの顛末。
 しかしながら、 「大人の見識?論理展開の宿命 160」
 林羅山が勝利と記しました。
 ファビアン (ハビアン)=佐久間甚九郎正勝は
 この問答の後、時間を待たず、
 なぜか、キリシタン (切支丹) ではなくなるのです。
 要は、キリスト教徒をやめてしまったのです。
 きつーいお言葉では 「転向」。
 軽めでは 「方針転換」。
 戦略・戦術レベルでは、
 近代経営者、トップリーダーの方針転換、朝令暮改は世の常。
 「環境変化」 に対応できない経営者は企業間競争では敗者に。
 ファビアン (ハビアン)=佐久間甚九郎正勝を責めてはならじ。
 青臭い林羅山は徳川家康のブレーン (brain)。
 信長・秀吉亡き後、真正面から家康に叛旗を翻すリーダーは
 日本全国、津々浦々見渡しても存在しなかったのでしょう?
 日本に取り新進ファッション思想のキリスト教、
 何をして、彼を棄教せしめたのか?         続く。

若い息吹
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若い息吹

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