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2008年3月 9日 (日)

大人の見識?論理の宿命 160

 (●´∀`)=(´∀`○) と 《仁・義・礼・智・信》

 2500年前に孔子と彼のお弟子さん達が考え出した
 ハウツー 「ギスギス無しの世渡り術?」。
 これが、「大人の見識」 と云うものなのでしょう。
 「ありふれた話」 になりますが、
 とかく、儒学思想は既得権者に取って、
 とても都合が良いと思われがちですし、
 時の為政者 (東南アジア共同体) も皆さんその様に考えました。
 
 大凡、その時代に合ったと思われる 「思想」 は
  《時代にマッチ (match ) したと思われる。》
 後の時代 (世相) と後の時代に生を受けた方々の
 「解釈」 により変幻自在に生まれ変わります。
 故に、様々な党派・学派・セクトが芽吹く事になります。
 解釈者の目の向け処により色んな考え方が可能に。
 時の為政者か被為政者か
 時の甘受者か被甘受者か
 時の供給者か消費者か
 時の女性か男性か
 時の若者か老人か
 等々により思想は、変幻自在・千変万化します。

 時代にマッチとは、当然その時代の為政者にとって
 都合が良い 「思想」 と云う事に成ります。
 君臣の義・父子の親・長幼の序の3点セットで
 十二分に徳川幕藩体制が維持可能となります。
 論理展開担当は前回紹介しました林羅山=朱子学ブランド。
 
 この 「論理」 と云うものがとっても曲者 (くせもの)。
 「論理」 は「考え方 (見解) のことわり (理)」。
 事実・真実・真相がどうあれ、
 一番些末な所では、論理展開担当者の
 「声が大きい。」
 二番目は論理展開担当者の
 「バックが強者(為政者)。」
 最終的には論理展開担当者の立場が
 「軍事力と経済的背景保持者。」 側に有る事。
 この状況が論理展開に於いて 「勝利」 する事に成ります。
                                                               続く。

弥生三月
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弥生三月

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