ポイントカードってほんとお得155
野暮で無粋な話の続きです。
もう一つ、お店側の
いたいけ (幼気) な消費者に対する単純演出 (騙し) 作戦。
お買い物をするとポイントがついてそのポイントが貯まると
そのカードで更に 「その店のみ」 でお買い物が可能な
ポイントカード。これも何か得した気分にさせてくれるみたい。
「200円お買い求め毎になんと1ポイントのサービス。」
その1ポイントはそのお店でしか通用しない金券に変化します。
1ポイント=1円
これは、前回の20円の世界よりも凄まじいのです。
200円で1円貰えるわけですから、
200円×0.005=1円得します。(5厘のお得)
しかし、この金額は値引では有りません。
200円が199円にはなりません。(これだと5厘の値引)
閉店前に良く耳にする2割引にしておくからの誘惑言葉。
5厘引はなんと2割引の40分の1なのです。
「1,980円」 通称、イチ・キュッ・パのお買い求めで
9円も貰えちゃうなんてなんてお買い物上手。
間違え、決して9円でなく、9ポイントですのでお間違えなき様に。
そして、あるお店では、
500ポイントが貯まらないと500円の金券に交換して頂けません。
と云う事は、このお店で
200円の500倍=100,000円のお買い物をしないと
500円の金券をゲットできないのです。
更に決して、ポイントカードを紛失してはいけないのです。
かなり、豆で几帳面な御仁でないとこの栄誉にありつけません。
数字的にはこの構造なのですよ。
10万円消費でやっとこさっとこ500円の利得。
更に、消費者側はポイントカード作成時に
大事な大事な貴方な貴重な 「個人情報」 を無償で
お店側に提供させられる仕組み。
お店にとっては只で得られる垂涎の消費者データー。
こんな 「お得」 な事は・・・・・。
消費者にとってもお店にとっても 「お得」 だらけに???
凄いの何のって、開いたお口がふさがらなく・・・・・。
もしも、500円の利得を得たい場合は、
貴方の 「趣味趣向・意志」 に関わらず、このお店で
10万円の商品消費を強制される事になるのです。
マイルを貯めて○○しよう。
これもおんなじ構造、
エアー会社はかなりの確率で座席を埋められます。
ちょいと古いですが、無粋さ続きで、
京、山崎に酒樽をもつ某洋酒メーカーのC.M.
野暮な2つのお話を旨く表現してくれています。
B.G.M.は石川さゆりさん
アクトレスは小雪さん
誌は法的に記載できませんがイメージして、
「We Ski。 Do You Like!!」 ってSong。
さすが映像表現は微視的に繊細です。
最後の小雪さんの左足後ろ蹴り表現は
女性の 「騙され上手」 を物語っていると考えます。
否、「騙されているのは彼女のお相手かもしれませんよ!」
(彼女の素敵な夜と朝方の衣装をご確認下さい。)
映像と云えば、昨年のクリスマスの日での出来事。
ビートルズにナイトの称号をプレゼントした
あのエリザベス女王。
何とこんどは 「You Tube THE ROYAL CHANNEL」 に。
「お得なお話」 は、又、別の機会に。
「ありふれた話」 をし過ぎました。
ではそろそろ粋で鯔背なお江戸時代を語っていますので
野暮な話はこれ位にして、3代ブランド継承話へ。 続く。
春の紅梅
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