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2008年1月20日 (日)

DOO-TOKUってお得な道徳 153

 「どー、お得でしょう?」
 「何か、得した気分」
 「ねぇーどっちがお得?」

 「道徳」 って代物はいったい何なんだっけ?
 「お得。」 は
 ご自分にとって、より 「傷み」 を伴わない事だっけ。

 「道徳」 って平成になってからは 「生活」 に変化。
 これって小学一年生から学ぶ単元。
 道徳はこの時点から死語 ・私語 ・詩語の領域に突入。
 
 お年が25歳以下の方々にとっては
 「道徳」 って一体、何って感じ。
 器が小さい似非ソーシャリスト (socialist) 組合軍団のお陰で
 「人の行く道 = 道徳」 を閉ざされてしまったのです。

 「生活」 って分かり難い事と考えますが、
 お手軽な、webで知ることができる 「三省堂、大辞林」 では
『 1 暮らしていること。暮らしていくこと。暮らし。
  2 生きて活動すること。
  3 暮らしを支えているもの。生計。』
 と シンプル (simple) に情報提供しています。

 一方、漢語の 「生」・「活」 を大修館書店の新漢和辞典の
 お力を借りてみますと
 「生」
 教育漢字、
 読みは音、セイ・ショウ
        訓、きる・まれる・なま
 解字は象形。古い形は□ (ATOKもIMEも不採用で表示不可。)
        草木が芽を出して次第に生長してゆく形にかたどる。
        一説に会意。屮 ツテ (草木の芽生え) と土の合字。
        草木の芽が土から出る意。
 「活」
 教育漢字、
 読みは音、かつ
 解字は形声。水が意符。上が氏で下が口 カツ が音符で
        (表示不可能だからイメージでお願い)、
        また、勢いよく動く意を表す。
        水が勢いよく動く意を表す。
        水が勢い盛んに流れる音の形容。
        引いて、生き生きしていること。
        転じて、活きる意に用いる。

 これ以上のぐだぐだは 「うざい」 でしょう。
 うざい、
 今年からの 「広辞苑」 への取り上げお芽出とうございます。

 はたまた、決して、セイ (性) カツ (活) とも考えないで下さい。
 しかしながら、それも、又、含んでいる事も
 紛れもない事実なのです。
 りっしんべん (立心偏) は 「こころ (心)」 の解字。
 断じて、心=お気持ち あってからだ (体)」 なのです。

 生活と云う範疇に括られてしまった 「DOO-TOKU・道徳」
 生活=日々の暮らし と 
 DOO-TOKU(道徳)=ご自分の目で曲がったものを真っ直ぐに
 とは全く異次元な事。
 更に、「儒学思想」 はDOO-TOKU(道徳)の階梯をクリアーし、
 二人称・三人称・大勢称の方々を潤す=(他者存在容認) 事を
 主眼とした 「もののかんがえ」 になります。

 隣のみよちゃん、煙草屋(コンビニ)のおばちゃん、○○ちゃんの
 存在前提を努々 (ゆめゆめ) お忘れ無き様に。       続く。

 余計なお世話
 教育漢字・・・日常使用されている漢字1850字(当用漢字)の内
                  戦時後の政府が教え育たい漢字に選択した881字
 音・・・・・・・・メロディー (melody)
 訓・・・・・・・・メロディーの和語翻訳
 象形・・・・・・絵文字 (表意文字)
 解字・・・・・・漢字の成り立ち、語源
 音符・・・・・・音の記号。  オタマジャクシは蛙の子?
 意符・・・・・・意味の記号。 身振り手振り感じ。
 形声・・・・・・音符と意符の両方兼ね備えた文字
 会意・・・・・・象形文字を組合せ。(林、炎、信、明、孫など)
 指示・・・・・・絵で表現できないもの、象形文字に記号を付与。
        (一、二、三、上、下、本など)

鶴は千年
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鶴と寒梅

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