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2007年11月25日 (日)

路考茶 路考髷 路考帽 144

 ファッション界の寵児になった二代目瀬川菊之丞 (路考)。
 彼女 (彼) の身に纏うすべての 「もの」 と 「所作」 が
 憧れの的と行動様式になった感じです。
 今年の流行語大賞にエントリーされた
 「DONDAKE~」 「ドンダケェー」 「どんだけぇー」
 (表記は不明)
 の発信者、IKKO (豊田一幸) 氏 ・嬢。
 (本来はその筋、新宿二丁目エリア地区言語とか)
 彼 (彼女) の情報発信量と瀬川菊之丞 (路考) とは
 情報の 「質と深さ」 は格段と違います。
  「言語」 故に 「どれだけ」 考えても、
 「日保ち期間は75日程度」 が精一杯。
 世を騒がす 「赤福」 「吉兆」 の賞味期限よりやや長いですが
 所詮、人の噂が良い所。
 しかしながら、瀬川菊之丞 (路考) が身に着けた着物の 「茶色」。
 この茶色が通称 「路考茶」 と云われ、長期間の流行色でした。
 果たしてその期間はと云いますと、
 路考茶の初デビュー (お披露目) が
  「八百屋お七恋江戸染」 で
 二代目瀬川菊之丞 (路考) が演じた 「お杉」 役の衣装カラー。 
 その演目は1766年初演といわれています。
 菊之丞 (路考) が数えで26歳の時。
 そして、後の世の式亭三馬 (1776~1822) が
 「四世路考素顔」 で
 「瀬川帽子は今に盛んなり 略 路考茶はいよいよ当世に行はる。」
 と語っていますので、少なくても50年を超える時間量になります。
 この期間ですと中々賞味期限の改竄は不可能です・・・・・。
 「路考茶」 と 「路考帽」 につきましては、
 「瀬川路考(菊之丞) 歌舞伎役者(女形)が路考茶を流行させる。」
 でご確認下さい。
 その絵はあの錦絵版画作者 (多色刷り浮世絵)、
 鈴木春信作なのです。
 尚、彼の事は 「鈴木春信 fashion誌をカラー化」 で。
 「路考帽」 ってとっても 「小粋」 と思いません?
 (「小雪」 さんは新宿三丁目???)
 なんてったって茶髪ですよ?
 この感じは、「大人の女性」 が一度は提げてみたい
 「ケリーバッグ (Kelly bag)」 と同じでしょう。 (HERMES社製)
 この大きめのバッグはモナコ王妃
 (Grace Kelly 1929~1982) がお腹の膨らみを隠す為に
 使用したバッグです。
 彼女の姿が 「フォーカス」 (何といにしえ?) され、
 エルメス社が販促用にちゃっかり利用しちゃたんです。
 現在でもHERMES社の不滅の定番。
 この時代の流れを見ると、消費経済社会性において
 如何に日本は世界をリード (lead) していたか・・・・・。
 素敵な女優 ・男優さんの持ち物を持ちたがるこの構造は
 不滅の定番、「幻想」 消費生活社会となるのでしょう。 続く。

 尚、又、「茶色の世界」 は、 「江戸の流行色 茶色」 で。

菊薫る秋
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菊薫る秋

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