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2007年10月14日 (日)

女形の所作はなぜ素敵? 138

 芳澤あやめさんは大坂・京を中心にお仕事。
 偶 (たま) にのお江戸興業。
 江戸時代の三都を股にかけ 「女性心」 を表現するあやめさん。
 彼女 (彼) の所作、女性の曲線表現振る舞いに圧倒される
 お芝居見物の皆さん達。
 男性にとっては、理想的な 「女性」。
 なぜか、元来お持ちの筈である女性の皆さんにも憧れの 「女性」。
 同じ性 (さが) であるにも関わらず、思わず魅了される現実?

 この現象は不思議でも何ものでもありません。
 判りやすくは、坂東玉三郎さんと梅沢富美男さんとの違い。
 梅沢富美男はキリリとした男性、三枚目のちょいと惚けた役回りを
 演じる反面、突如、流し目にぞくっとする妖艶な女性役に変身。
 その落差に芝居見物のお客様は目を白黒させます。
 一方、
 坂東玉三郎は 「女形 (おやま・おんながた)」 を演じ続ける
 役者さん。
 素敵な 「女性心」 を追求し続ける基本的スタンス (stance) が
 異なります。

 素敵な女性で有り続けようとする玉三郎に
 ステキな女性心を忘れてしまった女性にとっては
 当然、玉三郎はとっても素敵過ぎる男性になってしまうのです。
                                                               続く。

菊薫る秋
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菊薫る秋

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