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2007年10月 1日 (月)

芳澤あやめと松尾芭蕉 134

 15秒コマーシャルでのキャッチコピーの元祖とも云える
 17文字で宇宙を表現した松尾芭蕉 (1644~1694)。
 江戸幕府の密命を受け?陸奥国仙台伊達藩で詠んだ
 「あやめ草 足に結 (ば) ん 草鞋の緒」 がメジャー。
 1689年晩春深川から千住の宿へ移動後三月二十七日に千住発
 ココからの旅路が 「奥の細道」 に。
 そして、何と、五月四日に仙台着。
 次の日は 「端午の節句」。
 芭蕉と曽良が菖蒲湯に浸かったかどうかは分かりませんが、
 邪気払いの 「菖蒲 (あやめ)」 に因んだ句。
 芭蕉の仙台行きは
 歌舞伎 「伽羅先代 (せんだい) 萩」 で有名な
 「伊達騒動」 (1671年) 以後の、
 残り火燻 (くすぶ) り実態現地調査?
 それはさて置き、
 老舗、京扇堂さんのH.P.に掲載されてる
 せんすのある話 (荘司賢太郎著) に依りますと、
 芳澤あやめさんが何と松尾芭蕉の句に登場しているとの事です。
 
 「郭公 (ほととぎす) 鳴くや五尺の あやめかな」

 ほととぎすがヤングボーイ時代の芳澤あやめに
 いたくイタク入れ込んだお坊さんの暗喩との事。
 そのお坊さん (僧) さんはご自分のお寺を手放さなければ
 成らない程、彼に散財 (投資) したそうです。
 ご自分の資産をなくした僧にも何やら素敵さを感じますが、
 彼にそこ迄される若かりし時の芳澤あやめさんが
 とっても魅力的だったのでしょう。                           続く。

菊薫る秋
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菊薫る秋

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