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2007年8月25日 (土)

歌舞伎役者の変遷 115

 未だ家康による天下統一を成し遂げられていない1600年代の初頭
 出雲阿国 (女性) さんらが京の神社や鴨川の河原でテントでなく
 特設舞台 (ステージ) 設定をして 「傾 (かぶ) き踊り」 を演じ
 拍手喝采を受けた事が
 歌舞伎 (かぶき) の原初と云われています。

 特に阿国さんの男装がとっても受けたとも云われています。
 男装の麗人?だったかどうか知る由もありませんが、
 傾 (かぶ) くとは、
 (斬新な衣装を身に纏い人の目を引く事) ですから
 「女性」 が 「男性」 を演じる事がニューファッションだった事に。
 この斬新なファッションの流れは、
 今でも宝塚の男役の女性が宝塚トップスターに。
 圧倒的に女性の皆さんが阿国ファンになったに違い有りません。
 一方、男性はと云うと、
 さすがにハイレグ、黒網タイツ、
 赤いインナーに黒ショートジャケット
 黒シルクハット、
 更に 「エイー・ハイ」 の掛け声で
 素敵なおみ足を高くかかげるラインダンスは無かったものの、
 その当時としては、女性らが同じ衣装、アップテンポで激しく踊る
 その踊りには度肝を抜かれ、思わず頬が緩んだのではないかと
 いとも簡単に想像できません?
 秀吉による一応の天下平定は、
 京の方々に取りましては長ーく続いた戦乱の世からの開放。
 心が晴れやかな時代にはアップテンポの曲 ・ダンスがお似合い。
 阿国さんらの自己表現の舞台は
 さぞかし庶民の方々の心を魅了した事でしょう。 続く。

 尚、京大電子図書館の 「國女歌舞伎絵詞」
        歌舞の図 歌舞を見る図でご覧下さい。

晩夏の薊
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晩夏のあざみ

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