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2007年7月23日 (月)

昼夜、元気経済、宗春政策 99

 体 ・頭を働 (動) かさないで楽してお金をゲットしようとする
 不埒な 「効率 (功利) 主義」。
 この恩恵を受ける方は、
 僅かな 「既大資本家 (ユダヤ資本家)」 だけに限られます。
 この点を決してお忘れ無く。
 この世界に何とか辿りつこうと血眼にご努力される方々。
 短期間にのし上がろう何てご無理でございます。
 ユダヤ資本家達は
 迫害され長ーい流浪生活に耐え、
 「お金」 だけを頼りに生き続けた方々。
 時間とキャリアが違い過ぎます。
 とは云え、「原資」を膨らまそうとするのは 「人の常」。
 手っ取り早いのは、「税金」 の搾取と 「法の不備」 をつく商売。
 しかし急ぎすぎると、野馬 ・虚無寸 ・羅慰撫奴亜みたいに。

 一方、江戸時代、尾張名古屋藩は
 お天道様が上がると同時に起きだし、
 日が暮れるまで、せっせと額に汗し、お仕事に励みます。
 お日様が居なくなると、お体癒し処にイザ出陣。
 このお陰で
 「お芝居」 「遊興処」 「お食事処」 の商売等々は大盛況。
 賢明 (懸命) にお仕事に精を出す方々にとっては大楽経済。
 こんなで、尾張名古屋の経済は活況を呈します。
 
 江戸幕府の財政を立て直す役目の吉宗は、
 儒教精神にのっとり 「勤勉・実直・遊び無し」 で行く方法論を
 取っていましたので 「大いに働き・大いに遊べ」 の宗春政策には
 吉宗にとっては、意に染みません。
 やがて榊原政岑と同様、
 宗春は尾張名古屋藩主の座を吉宗により降ろされます。 続く。

盛夏の朝顔
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盛夏の朝顔

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