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2007年7月 9日 (月)

いなせで粋な榊原政岑 92

 榊原と云えば、徳川幕府創出に多大に貢献した徳川四天王
 (酒井 ・本多 ・榊原 ・井伊) のお一人。
 その榊原康政 (1548~1606) の亜流末裔、
 榊原政岑 (1713?~1742?)。

 この舞絽倶ライター (writer) の一人の 「ワチキ」。
 何を隠さん 「姉ちゃ・あばちゃ」 方言田舎の産。
 越後高田で産湯 (うぶゆ) を使ったのでした。
 初 (うぶ) な時代が過ぎ去りし頃、
 江戸幕府崩壊直前まで越後高田城主であった榊原氏、
 その初代の父が、榊原政岑、
 その彼がとっても
 「いなせで粋な人柄」 だった事を知ってしまったのです。

 彼の生涯は約30年間。
 父が下級旗本官僚をしていた大都市江戸でこの世に生を受け、
 面白、可笑しく、多分楽しくこの世を満喫した方と思われます。
 時は徳川吉宗、「しぶちん、享保の改革」 時代、
 そんな為政者に叛旗を翻した素敵な榊原政岑。
 与えられた状況に埋没し、
 「お得に暮らしたい。」 を後生大事に掲げる
 皆様方にはお叱りを受けるかも知れませんが、
 「気持ち良く暮らしたい。」 政岑には拍手喝采です。
 
 勿論、この時のファッションリーダーも
 眉目秀麗、才色兼備な 「素敵な女性」 、
 新吉原でお仕事に精を出す、花魁、高尾太夫さん。
 その彼女をゲット (get) したのがいなせで粋な榊原政岑。 続く。

夏は朝顔
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夏は朝顔

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