庶民の味方、徳川宗春 100
庶民に倹約を強いる徳川吉宗
一方、お遊び奨励の徳川宗春
庶民にとって
「どちらが」 楽しいかは 「言わずもがな」 のコンコンチキ。
数量で計る経済社会では当然、宗春政策は数値が大になります。
物の供給量が一定であれば、物価上昇は市場経済原則。
尾張名古屋藩はインフレ経済社会に。
(貨幣金含有量を減らしたインフレ社会とは異なります。)
よく物価上昇は庶民を虐める経済社会と云う方が居ますが、
これは全くの間違い。
「大いに働き・大いに遊べ」 ない方の
「怨嗟の嘆き」 に他ありません。
額に汗せず 「お気楽」 な方々はご自分が招いた結果でしか・・・。
降り注ぐこれでもかの 「情報操作の嵐」 の世界を
「ご自分で考え ・判断 ・選択せず。」 に
情報操作側のこませに群がる 「単純どちらがお得派」 の皆様は
彼らの絶好の餌食にされるのは必定。
彼らは必死に額に汗していますので
もし彼らの思惑通りに踊ってくれたら
彼らにとっては諸手を挙げてのバンバンザイ。
この嫌らしい思惑無しの遊び処提供者が粋な徳川宗春。
彼はご自分も一緒に楽しまんが為、
風流大名役を演じ、引き受けました。
単純二元論、宗春と吉宗との比較は無理というものです。
宗春の藩主期間は約10年。
10年もあれば十分です。彼の去った後、
一時はお調子者、江戸幕府スリスリ派に状況は侵されますが、
約270年後のきょう日、今、当に、
トヨタが世界自動車産業のトップに躍りでようとしています。
彼が蒔いた 「遊び心」 の種はとうとう咲き誇る事に。 続く。
盛夏の朝顔
| 固定リンク
コメント