「綿」ファッション(fashion)Ⅷ 72
権力が止め立てした事に、「てやんでぇー」ってなもんで
規制された事象に対し、決して怯まず、諦めず、
果敢に打開策を生み出し、更に尚一層の 「新しい」 事を
考え出す事に人一倍長 (たけ) けている私達・日本人。
素材は綿でも
☆ 先染めの 「縞」 柄のバリエーション (variation)
☆ 後染め (プリント) なら「絞り文様」 バラエティーの(variety)
*先染めは 「先」 に 「糸染め」 したものを織り上げた生地
*後染めは織り上がった生地に 「柄色」 をつけた物
取り分け散財したい方々は、
☆ 「古渡唐桟 (こわたりとうざん)」 のお着物
詳しくは 「天保時代の奢侈禁止令」 をご覧下さい。
☆ 更なる 「お洒落」 は外からは決して見えない
裏地への拘り。(木っ端役人は裏まで見えません。)
この構造は「素敵な心音 (根)」 を 「服=布」 で
覆い隠している現象と同 (おんな) じ。
日本人の奥床しい 「感性の賜物」 です。
「綿」 は着てても心は 「錦」 とはちょいと異なります。 続く。
あ や め
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