「綿」 糸と糸偏 Ⅴ 69
2回に渡り 「綿花」 の原産地による綿名を紹介しました。
綿花の特徴は、
1 一年生の植物
2 木綿繊維に天然の 「撚 (よ) り」 がかかっている。
この二つにより、綿花は繊維原料の 「王様」 になっています。
1の理由で 「廉価性」。
2の理由で 「紡績のし易さ性」。
*紡績は繊維を紡 (つむ) いで 「一本の糸」 にする事。
綿に限らず、「一本の糸」 を
織り上げたものが 「織物 (cloth、textile、fabrics)」 に
編み上げた物が 「編み物 (knit、jersey)」 に
これらの 「素材」 が
「服、お召し物」 に変貌を遂げてしまうのです。
故に繊維産業は 「糸」 が原初ですから、
「糸偏」 が縦横無尽に走ります。
絹・綿・織・編・紙・紐・紗・紡・績・紋・絃
細・紳・紹・組・紬・結・絞・縮・絨・絣・絽
紅・緋・紫・紺・縹・緑・絵・綾・絢・継・続
純・納・経・絆・維・給・絶・統・絡・緒・総
綻・綴・綺・網・綱・綸・練・縁・緘・緩・線
締・緬・緘・緯・緞・縦・縞・縛・縛・縫・縮
繍・繕・繙・纏・縄・繰・繻・繽・纊・繊・繦
纈・纓
系・素・緊・繁・繭
終。
アパレル (apparel maker) = (既製服製造業)は、
その筋のお姉さん曰 (いわ) く、「暴(あば)れる」 との事。
続く。

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