「綿」ファッション(fashion)Ⅰ 65
いよいよ 「綿」 「木綿」 の番です。
前々回に綿は花と記しました。
しかしながら、厳密には、
黄色の花が咲き、(綺麗な色を纏い誘惑行為)
やがて、虫さん達が甘い蜜のお誘いに堪えきれず
美しい花に纏い付き、
又、心地よい風の悪戯 (いたずら) のお陰で
綿の木には次世代継承の 「実」 が生誕します。
その大切な 「実 (種)」 を育み、慈しみ、世の危険分子から
守る大事な役目を担うのが、「真っ白い繊維状の綿」
これを、「綿花」 と呼んでいます。
この綿花を拝借し、「糸」 にし、織り込んだ生地が 「綿織物」。
皆さんがお召しになっている 「ジーンズ (デニム)」 の素材が
綿織物の代表です。
綿の木は亜熱帯地方で良く生育するとの事です。
木綿の発祥地は 「インド」 とされています。
インドを中心とすると西の欧州 (ヨーロッパ) に伝わったのは、
キリスト生誕地奪回作戦である
欧州人による「十字軍遠征」 の後
東南アジアに伝わったのはそれよりもっと早く
南シナ海を経由しその当時世界の文化の中心 (中華) 中国に、
やがて、中国経由で我が 「日本」 にも伝わります。 続く。
あ や め
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