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2007年4月27日 (金)

服地の天然素材は 55

 火事のお話は前回までにして、江戸時代の 「生地」 について。

 服の生地として、
 天然素材は
 「紙 (樹皮繊維)」 「麻」 「毛皮 (毛)」
 「絹」
 「毛」 「木綿 (綿)」
 の5種類しかありません。
 
 一年前程の 「舞絽倶 (ブログ)」 の記事で、
 「絹以前の事 白妙」 で触れました様に
 原始のどの時代より体に 「衣服」 を纏 (まとい) 始めたのか
 不明ですが、何処かのある時点より、
 
 1 防寒 ・避暑
 2 身体保全
 3 差異表示 (ファッション) お洒落な世界 羞恥心?

 を目的として、「身体」 を 「布」 で覆う様になりました。

 1と2は欲求に駆られての手段になります。
 しかしながら
 3に行き着くまでどの位の時間を要したかも不明ですが、
 わたくしども ZIPANGU は意外と早い時期に
 3の芽生えが生じていたのではないかと考えています。
 3の部分には多分 「人間」 にしか持ち合わせない
 「感情」 「情緒」 「感性」 の領域が含まれますので
 この部分は私達 「人間世界」 のみの出来事になります。

 アダムとイブの世界ではありませんが、
 「腰」    に布を巻いた瞬間から
 「羞恥心」 が生じたのかも知れません。 続く。

爽やかな牡丹
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爽やか牡丹

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