服地の天然素材は 55
火事のお話は前回までにして、江戸時代の 「生地」 について。
服の生地として、
天然素材は
「紙 (樹皮繊維)」 「麻」 「毛皮 (毛)」
「絹」
「毛」 「木綿 (綿)」
の5種類しかありません。
一年前程の 「舞絽倶 (ブログ)」 の記事で、
「絹以前の事 白妙」 で触れました様に
原始のどの時代より体に 「衣服」 を纏 (まとい) 始めたのか
不明ですが、何処かのある時点より、
1 防寒 ・避暑
2 身体保全
3 差異表示 (ファッション) お洒落な世界 羞恥心?
を目的として、「身体」 を 「布」 で覆う様になりました。
1と2は欲求に駆られての手段になります。
しかしながら
3に行き着くまでどの位の時間を要したかも不明ですが、
わたくしども ZIPANGU は意外と早い時期に
3の芽生えが生じていたのではないかと考えています。
3の部分には多分 「人間」 にしか持ち合わせない
「感情」 「情緒」 「感性」 の領域が含まれますので
この部分は私達 「人間世界」 のみの出来事になります。
アダムとイブの世界ではありませんが、
「腰」 に布を巻いた瞬間から
「羞恥心」 が生じたのかも知れません。 続く。
爽やか牡丹
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