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2007年4月 5日 (木)

鈴木春信と瀬川路考 44

 お江戸八百八町のファッションリーダー
 (あくまでも女性ファッション) は
 今の世と変わらず、「芸能関係者」 でした。
 
 男が演じる 「歌舞伎役者」 の女形 (おやま) がその代表。
 長きに渡り人気があったのが各代の 「瀬川路考 (菊之丞)」。
 特に、この時代の名女形は二代目瀬川路考。
 彼女 (彼) の着用する着物カラーが流行色になっています。

 鈴木春信は彼を描いています。
 その絵は 「瀬川路考(菊之丞) 歌舞伎役者(女形)」
 ご覧下さい。

 その絵で描かれている彼女の茶色着物が 「路考茶」。
 その茶色が大流行、一世風靡したとの事です。
 その期間も超ロング。

 現代と違い季節でシーズンカラー流行色と云う代物に躍らされ、
 コロコロ変わる色展開とは全く様子が異なります。
 あの大奥取締の江島さんも生島にコロリですので、
 歌舞伎役者さんは何とも云えない独特の雰囲気を
 お持ちでいらした感じです。

 あの天才平賀源内も二代目瀬川路考にゾッコンだったとの事。
 江戸時代初期、庶民の皆さんには 「赤と紫色」 の着物が
 着用不可になって以来、
 専ら茶系 ・グレー系 (鼠色系) ・紺系色で
 済まさざるを得なかったのですから、
 この3色のバリエーションで色を楽しまざるを得ませんでした。
                  続く。

散りゆく桜
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散りゆく桜

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