織田信長のファッションセンス15
織田信長は運悪く 「信長の野望」 を達する事は
叶いませんでしたが
彼自身は、とってもお洒落で素敵なファッションセンスを
お持ちになっていました。
(今現在、山本寛斎さんが果敢に挑戦し続けておられます。)
信長の場合は 「唐物」 に限らず、「(南) 蛮物」 までも、
誰よりもいち早く取り入れ、ご自分で実践されました。
ここの所は、甚だ、織田信長ファン故の依怙贔屓 (えこひいき)
気味のイメージになるやも知れませんが、
彼の凄さは旧慣習の壁を越える表意記号を回りの皆さんに、
お見せするのみに留まらず、
彼本人が結構気に入り、楽しんでいた感じがして堪りません。
兜からハット (hat) へ。 陣羽織からマント (manteau coat) へ。
彼が、一番最初に、それらを被ったり、羽織ったりした瞬時の
あの何とも表現不可能な、「嬉しさ、楽しさ、うっとり感」 を
信長は、確実に、味わっています。
尚、詳しい事は、「織田信長の革新的感性」 でご覧下さい。
豊臣秀吉、徳川家康らは自らの 「権力性」 顕示する方法論は、
織田信長に比して、とても・とっても劣りますが、逆に、
自信がない故 (政治権力獲得欲を除く) の金銭消費に関しては、
糸目をつけませんでした。
供給側にとりまして、こちらの方が楽チンチンです。
Lady's Fashion (女性の装い) 分野では、「豪華着物」 です。
この着物 (小袖) が、世に云う、「慶長小袖」 ファッションブーム。
いよいよ、ここで、金襴 ・銀襴緞子着物の出番です。 続く。
織田信長らしい梅?
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