粋(いき)・鯔背(いなせ)と服 2
「いき」 「すい」 「いなせ」 の広辞苑解説より、
これらの 「言葉」 は 「江戸時代の感性」 としてとらまえて
よいのではないかとわたくしどもは、考えております。
又、「江戸時代の女性衣装」 で語りましたように、
初めて庶民の方々が 「服」 をファッションと感じた時代 (とき)
から生まれ出た 「感性」 だと考えています。
更に、この感性は、「わび・さび」 の感性を
スパイラル的に発展させた発想ではないかとも考えます。
「いき」 「すい」 (粋) 「いなせ」 (鯔背) は
既に若者にとって、今や死語になっているのかも知れません。
しかしながら、言語 ・言葉は廃 (すた) れても、
日本人の DNA の中には残像しており、感性として、
脈々と引き継いでいるのではないかと思っているのですが・・・。
これ又、各々皆様方の 「感じる心」 ですので、
わたくしどもが、勝手に考えているだけかも知れません。
これ以後展開する文脈で、
その DNA を上手く、解 (と) き解 (ほぐ) す事ができれば
と企図しているわたくしども、ZIPANGU です。
生地の材質を究明する際、布を解す事には長けているのですが、
事、「感じる心」 「感性」 「心音 (根)」 の問題ですので・・・・・。
宜しければ、お付き合い頂けますと嬉しい私どもです。 続く。
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