足利義満 一時の華やかさ 46
祖父 (尊氏) と父 (義詮) のお陰で足利義満は
混沌の情況から解放されつつあった時代 (とき) にこの世に出現。
1358年に誕生。
母は、紀良子さん。
彼女の姉は紀仲子さん。
紀仲子=藤原 (広橋) 仲子、後の崇賢門院 (1336~1427) は、
後光厳天皇 (1338~1374)(在位1352~1371) の奥様で、
後円融天皇 (1358~1393)(在位1371~1382) のお母さん。
従いまして、足利義満と後円融天皇は同い年で従兄弟同士。
仲子さんは藤原兼綱の養女で、実父は善法寺通清。
広橋家の祖は藤原頼資(1182~1236) 藤原(日野)兼光の息子。
藤原 (勘解由小路) 兼綱 (1315~1381) の息子は、
広橋仲光 (1342~1406) は崇賢門院の弟。
義満時代の伝奏。
善法寺通清は善法律寺の方。
善法律寺は唐招提寺の末寺で、鎌倉時代中期、
石清水八幡 (はちまん) 宮の事務をしていた (社務職)
善法寺宮清が自宅をお寺にしたそうです。
(何やら東大寺のお坊さんに帰依とか。)
もう時季外れですが、紅葉をお好きだった紀良子さんが
この善法律寺に「紅葉」 を寄進したらしく、別名 「紅葉寺」 とか。
京都府八幡 (やわた) 市に今でもその紅葉が・・・・・。
石清水八幡宮は宇佐八幡 (はちまん) 宮の分身。
860年に完成。
このお宮さんも京都府八幡 (やわた) 市にあります。
宇佐八幡宮は712年鷹居社造営との事です。
大分県宇佐市に。
もの(物)は尽しは、これ位に・・・。
立ち往生しますので。 続く。
☆ 室町時代の服は 「室町時代の衣装」 でご覧下さい。
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