藤原忠雅の娘と源通親 26
源通親の機敏さ(悪く云えば風見鶏良く言えば時代が読めた?)
彼の最初の奥様は、大納言花山院 (藤原) 忠雅のお嬢さん。
藤原忠雅 (1129~1193) は、
藤原道長→頼通→師実→家忠(師実次子)→忠宗→忠雅(次男)
と繋がり、花山院家を充実させた方。
後の末裔は、明治天皇の生母、中山慶子(よしこ)さんに。
彼女は、中山忠能 (1809~1888) のお嬢さんです。
彼女の母は、
肥前国平戸9代藩主、「甲子夜話 (かっしやわ)」 で有名な
松浦清 (山) (1760~1841) のお嬢さん。
中山慶子さんの生没年は (1836~1907) です。
見 (美) 事で素敵な流れとお思いになりませんか?
序でに、松浦氏を遡ると学会の定説では、
子宝に恵まれ、そのお子さん達を臣下にされた
嵯峨天皇 (在位 809~823)(786~842) まで辿り着きます。
通称 嵯峨源氏。
ここまでは如何かとも思いますが、
これだと、すべては 「アフリカの母」 に・・・・・。 続く。
*甲子夜話は全部で278巻もあり、松浦清山が藩主リタイヤー後、
1821年11月甲子 (きのえね) の日の夜から書き始めたので
甲子夜話との事。将軍 ・大名 ・旗本の逸話と江戸の街などの
風俗等々を記して下さっています。
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