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2006年10月 9日 (月)

再び鎌倉時代の湯巻きに 19

 ロングストレートスカートの湯巻き。
 シャネルのジャージー使いに匹敵するこの出現は
 彼女の発案以前の約700年前に遡ります。
 私どもを除き、世の中ではあまり評価されていませんが・・・。

 戦争と云う 「イベント」 は、
 服に対する考え方を変化させるのかも知れません。
 ( 「トレンチコート」 も最初は戦闘服だったのです。)

 湯巻きと云う 「心の下着」 このアイテムも、以後、時を経て、
 女性の方々が脱ぎ去る時を迎えます。
 その事により、今も続いている 「着物」 と云うアウターが
 日本の服 (衣装) 世界に登場する事になるのですが、
 その事につきましては、又、その内にお話しします。
 鎌倉時代から凡そ応仁 ・文明の乱以前室町時代までの
 約250年間の服に纏わる出来事は、
 女性の湯巻き、庶民化された鎌倉武士の渋 ・地味ファッション
 を除き、これと云ってビッグな変化がなかった感じになります。
 次回からは、再度、日本文化の一方の雄、
 わび(侘び)・さび(寂び)について展開します。           続く。

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