再び鎌倉時代の湯巻きに 19
ロングストレートスカートの湯巻き。
シャネルのジャージー使いに匹敵するこの出現は
彼女の発案以前の約700年前に遡ります。
私どもを除き、世の中ではあまり評価されていませんが・・・。
戦争と云う 「イベント」 は、
服に対する考え方を変化させるのかも知れません。
( 「トレンチコート」 も最初は戦闘服だったのです。)
湯巻きと云う 「心の下着」 このアイテムも、以後、時を経て、
女性の方々が脱ぎ去る時を迎えます。
その事により、今も続いている 「着物」 と云うアウターが
日本の服 (衣装) 世界に登場する事になるのですが、
その事につきましては、又、その内にお話しします。
鎌倉時代から凡そ応仁 ・文明の乱以前室町時代までの
約250年間の服に纏わる出来事は、
女性の湯巻き、庶民化された鎌倉武士の渋 ・地味ファッション
を除き、これと云ってビッグな変化がなかった感じになります。
次回からは、再度、日本文化の一方の雄、
わび(侘び)・さび(寂び)について展開します。 続く。
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