鎌倉時代の京都ヤングボーイ 9
この時代の服の話に戻ります。
平安京都公家末裔軍団の若き公達(ヤングボーイ)は、
とっても元気で、オシャレで、カラフルでした。
東国、鎌倉方面からの力強い締めつけもなく、
六波羅にお目付役を置かれる位で、
そんなに、辛い目を味わっていた感じではありません。
若き公達からしたら、遠い過去の遺物?の
折り目正しい、「直衣」 (フォーマルウェアー) 。
そのウザサを止め、
「小直衣」 「狩衣」 と云う
普段着っぽいアイテム (旧、カジュアルウェアー) を
礼服にし、細かい所をスポイル (spoil) して、
平安みやびの世の女性が好んで着用していた色を
彼らは、こぞって、身に纏っていました。
これは、「増鏡 第八、あすか川の段」 に記述されています。
カラフルな色合いは。
「公卿と殿上人のメンズはカラフル・カジュアルへ」 で
着用アイテム毎に色出しをしていますのでご覧下さい。
「夢と希望に燃える若者」 の権化って感じがしませんか? 続く。
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