鉛丹 白緑 緑青 群青 臙脂 58
太古から奈良朝の顔料 (彩色絵の具) 色目
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鉛丹 (えんたん) |
鉛を溶かし酸化させて作成 四酸化三鉛と云う代物との事 |
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辰砂 (たんしゃ) |
赤い砂で中国辰州 (湖南省) が有名 日本でも丹 (朱) のつく地名で産出とか |
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藤黄 (とうおう) |
ゴム性の黄色い樹脂系顔料 ガンボージとか |
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白緑 | 緑青を細かく砕くとこの色が出るとか 白緑はびゃくろくと読みます。 |
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緑青 | 孔雀石でマラカイトとか 銅錆び色 緑青はろくしょうと読みます。 |
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群青 | 藍(らん)銅鉱が原石 群青はぐんじょうと読みます。 |
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臙脂 | 紅花の色素を灰汁で出し酢で沈殿作成 カイガラムシ・コチニールから色素を抽出 |
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墨 | 松の木を燃やした煤煙で作成又、菜種油や胡麻油の煤煙でも作成したとの事 |
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鉛白 | 鉛と酢と炭酸ガスと水でできるとの事 胡粉(ごふん)は原料が貝殻で 後の時代、白色用に使用されたとの事 |
顔料については門外漢です、色目だけを参考になさって下さい。
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